【カゲプロ】心って簡単に開けるもんじゃないですよね

16.~過去ノ咄~ 其の5 ページ19

次の日、何故か今日は朝から騒がしかった。

何かあったのかな？

部屋から出て、近くに居た研究者に話し掛けた。


貴「あの、何かあったんですか？」


研究者4「ん？まぁ、そうだな」


研究者2「おい、お前も手伝え！」


研究者4「はい！」


行っちゃった……。

もっと詳しく聞きたかったのに……。


私は部屋に戻り、テレビを見る事にした。



〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜

貴「ん……、ふあぁぁ」


どうやらいつの間にか寝ていたらしい。

外も静かになっている。


貴「今、何時だろ」


ガララッ


時計を見ようとした時、乱暴に部屋の扉が開いた。


……誰だ？


そこにいたのは、全く見た事の無い人達だった。


？「お前が実験体か？」


真ん中に立って居た人が聞いてきた。

何でその事知ってるの……？


貴「え……、アナタ達誰ですか？」


？「まず、俺達の質問に答えろ」


貴「……そう、ですけど」


？「やはりな。おい、連れてけ」


？1,2「了解です！」


二人の男に腕を掴まれる。


貴「ちょ、ヤダ！放して下さい！」


？「それは出来ないな……」


何なの？嫌だ、嫌だ、怖い、怖い。


“きっとコイツらも能力目当て”


もっとヒドイ事されたら……嫌だ、怖い。


？「コイツが居れば仕事が楽になる……」


“きっと都合のいい様に使われる”


荷物の用意が出来たらしく、あいつらは動き出した。

？「おい、行くぞ」


貴「嫌です」


？「何？」


パァン！


私の横を銃弾が通常した。


？「抵抗したら……どうなるか解ってるだろうな？」


“抵抗したら、きっと××される……”


“なら……××される前に、××しちゃえばいいんだ”


その瞬間目の奥がジンジンと暑くなるのを感じた……。





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貴「フフフ、アハハハハハハ！！」

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