story.3 ページ4
Aside
高校は光来君と同じ鴎台高校に進学
そこでもまた光来君と同じクラス
星海｢またAが隣かよ｣
A『また光来君じゃん』
クラスで再会するなり私達はケラケラ笑い合った
·····
黒板消さなきゃな
授業が終わり、私は黒板へ向かった
あの先生結構びっしり書くし、身長あるから上の方に書くんだよな
私は背伸びをしながらも消していった
カタンッ
黒板消しで消す音が二重に聞こえる
隣を見ると光来君がいた
A『光来君?』
星海｢一人じゃ大変だろ?手伝う｣
A『···ありがとう』
やっぱり優しいな
そう思いながら私も消した
でも、やっぱり上の方届かないな
背伸びをしてもちょっとしか消せない
光来君に頼もうかな
A『こうら···』
ヌッ
黒い影に覆われ、黒板消しを持っている右手が重なる
｢黒板消し借りるね｣
A『あっ、はい』
この声
私は重なった手を離した
サッサッ
届かなかった上の方がどんどん消えていく
｢これで全部かな｣
星海｢何でお前がいんだよ、幸郎｣
昼神｢お手伝いだよ｣
頭上から声が聞こえるが覆われて後ろも顔も見れない
星海｢つうか離れてやれよ、Aが困ってんだろ｣
昼神｢あぁ、ごめんね｣
光来君の友達が後ろに下がり、私は振り向いた
わっ、大きいな
それに美形だ
A『手伝ってくれてありがとう、ございます』
昼神｢何で敬語?｣
笑うと益々イケメンだな
昼神｢星川Aちゃんだよね?｣
A『何で私の名前を…』
話したことないのに
昼神｢光来君がよく話してたし俺も同じ中学だよ?｣
A『知ってるけど』
昼神｢えっ｣
何かすごく驚かれてるんだけど
昼神｢···そっか｣
星海｢お前戻らないとチャイム鳴るぞ｣
昼神｢うん、そろそろ戻るよ｣
彼はドアの方へ向かう
昼神｢俺、昼神幸郎。
幸郎って呼んでね、Aちゃん｣
A『えっ』
そう残して彼は行ってしまったのだった
昼神｢···やっと近づけた｣
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ゆん(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです🎵続きが気になります！ (2022年3月4日 2時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - すっごいいいです！！才能が、、、溢れてます、、 (2021年5月15日 1時) (レス) id: 44d49f2acb (このIDを非表示/違反報告)
玲葉(プロフ) - にゃんすけさん» コメントありがとうございます！キュンキュンしていただけてよかったです！ (2021年5月1日 6時) (レス) id: 84e0845757 (このIDを非表示/違反報告)
玲葉(プロフ) - 雪乃さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2021年5月1日 6時) (レス) id: 84e0845757 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんすけ(プロフ) - 久々にこんなきゅんきゅんする小説読みました〜！最高です！！ (2021年4月27日 23時) (レス) id: 14081f4220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲葉 | 作成日時：2021年4月4日 7時
