手裏剣投げんな ページ30
貴女side
あの後、私たちは船に乗って波の国に向かって移動している。
サクラ「凄い霧ね、前が見えない!」
「そろそろ橋が見える。その橋沿いに行くと波の国がある」
前方には、この濃い霧の中でもはっきりと見えるぐらいの大きな橋が現れた。
ナルト「うひょう!でけぇーーー!!」
「コ... コラ!静かにしてくれ!この霧に隠れて船出してんだ。エンジン切って手漕ぎでな。ガトーに見つかったら大変なことになる」
船漕ぎの人が大声で叫ぶナルトっちを注意する。
ちなみにガトーっていうのは大富豪らしい。
だけどそれは表向きであって、裏では麻薬とか扱ってるみたい。
そんな弱っちぃ奴らに怯える必要あるか?
まぁ、色々事情があるかもしんないけどさ、他人のことなんて知ったこっちゃないよね。
・
・
・
そしてやっと陸に着き、タズナっちの家まで歩くことに。
ナルト「そこかぁーーー!!」
ビュッ
するといきなりナルトっちが草むらに向かって手裏剣を投げた。
何も居ないのに手裏剣投げるとか、とうとう気でも狂ったのかな... ?
ナルト「フッ、なんだネズミか」
サクラ「って、何かっこつけてんの!そんなとこ初めから何もいやしないわよ!」
カカシ「コ、コラ!頼むからお前がやたらめったら手裏剣使うな... マジで危ない!」
タズナ「こら!チビ!紛らわしいことすんじゃねぇ!」
貴女「ナルトっちヤベーw」←
ナルトっちの行動に皆が怒鳴る。
にも関わらず、ナルトっちはまた手裏剣を飛ばす。
貴女「ナルトっちマジヤベーwww 」
サクラ「だからやめろー!」
ゴンッ
ナルト「ぐがぁっ!」
サクラっちの会心の一撃(拳骨)!
効果は抜群だ!
ナルト「ホ、ホントに誰かがこっちをずっと狙ってたんだってばよ!」
サクラ「はい嘘!」
ナルトっちとサクラっちが騒いでいる一方、カカシっちはナルトっちが手裏剣を投げた方向の草むらを漁り始めた。
貴女「何なに?自分の部下の手裏剣探すなんて、優しいじゃん」
しゃがんで探しているカカシっちの背後に立ち、彼の両肩に手を置き、覗き込むように言った。
カカシ「俺のことからかってるよね?」
私の顔を見て、苦笑いする。
貴女「やだなぁ。本心だよー、本心」
... ま、今のところは、だけどね。
ニコリと笑うと、カカシっちはまだ納得していないような表情をしたが、「そう」、と返事をし、また手裏剣を探し始めた。
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わらびもち(プロフ) - 奈々美さん» ありがとうございます!最近忙しかったんですが、これからはちょくちょく更新できそうですので(。-∀-。) (2016年10月16日 12時) (レス) id: d1dad03230 (このIDを非表示/違反報告)
奈々美 - いつも楽しく読ませて頂いています!とっても面白いですね♪これからも、更新頑張られてください!! (2016年10月15日 19時) (レス) id: 8788e83830 (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - わらびもちさん» よねー! (2016年10月5日 7時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ミラクさん» ならよかった!だよねー!時空間忍術いいよね。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2016年10月3日 17時) (レス) id: d1dad03230 (このIDを非表示/違反報告)
ミラク - わらびもちさん» いや、平気!!時空間忍術ってやっぱ憧れるわ〜ってな感じで私はやったから、被っても平気っすよ!! (2016年10月2日 20時) (レス) id: 0d1bd762a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三河。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miraku/
作成日時:2016年9月2日 23時