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1話 『よくある展開から始まる恋物語・インク編』 ページ1






AU学園。

そこはイケメンの集う高校であった。



顔面偏差値の高さがトップクラスな人がたくさん集まっているのである。

インスタやツイッターでまたたく間に拡散された結果、それを拝むために女子がたくさん入学したがっているのだ。

故に倍率が毎年おかしなことになって、なかなか入学できない学校である。



そんな学校にイケメンたちが入学して、二度目の春が訪れた。



イン「今年もたくさん受験した人がいたらしいね」

ドリ「うん、なんでなんだろうね?」

ブル「この学校がただ単に人気だからじゃないのか?」

イン「いーや、僕らがイケメンだからでしょ!」

ドリ「えぇ…そんなわけないでしょ」

ブル「そうなのだ、そんなの見たこと無いのだ」

イン「純粋ズめ…」



もちろん君たち目当てで入学しているのである。

その会話を周りの女子たちは癒やされながら聞いていた。

その時だった。



ドリ「あっインク、前見ないとぶつかるよ」

イン「え?…って、


わっ!!」


??『えっ?』



ドンッ!



前を見ていなかったインクは誰かにぶつかって、そのままこけて…

いませんでした。



イン「いててて…っていたくない?何で?」



インクくんは状況を確認しました。

目をこすれば、何故か浮いている自分の姿が見えてきます。

…いや、浮いているのではない。

これって、もしかしなくとも…?



ドリ「は、はわわ…!」

「きゃああああああああ」



女子の歓声と少しの悲鳴がまじって騒ぎが起こっている。

そう、僕は今…



イン「…ぉ、おひめさまだっこされてる?」

『よかった、怪我してないみたいだね』

イン「ひゃ!!!」



こ、声かっこよすぎ…

優しくてかっこいい…!

な、なんでこんなに完璧なの?!

僕より全然イケメンなんだけど!!



『ごめんね、僕が注意してなかったから…今下ろすよ』

イン「いや…えっと…」

「インクくんてれてる!かわいい〜」

「てか、助けてくれた人もかっこよくない?!」

イン「あ、た、たすけてくれてありがとうございました!!!ほ、ほら行くよふたりとも!」

ブル「え、うん?」

ドリ「はわわわ」


何なんだ、何でこんなに心臓が壊れそうなほどドキドキしてるんだろう

あの子のことを考えるたびに…







もしかして、

もしかしてこれって…!







一目惚れ??!









そして、無事夢主に惚れました。




2話 『インク編のその後』→



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リリィ(プロフ) - 夢主ちゃんがかあいい… (8月6日 10時) (レス) @page2 id: 265c011d20 (このIDを非表示/違反報告)
新垢のもちもちいっぬ(プロフ) - パシピスト(奇跡叶)さん» ありがとうございます😊 (5月17日 22時) (レス) id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
パシピスト(奇跡叶)(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新できるときに頑張ってください!応援してます! (5月17日 22時) (レス) @page2 id: 9f6114bf2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーんの下僕豆腐 | 作者ホームページ:むん  
作成日時:2023年5月17日 19時

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