4話『小説』 ページ5
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『んじゃ、風呂入ってくるから
メア様は何かしててください！』
ﾅｲ「…本とかあるか？」
『あっっ本読むの好きぃ！！！
…ゴホンッ、そこに数個小説がありますよ！
というのも、今は亡き父のものですが…』
ﾅｲ「ほう、お前の父さんは死んでるのか？
この小説は…推理小説か、いいな。」
『小説家だったんですけど、
病気ですぐバタンキューと…』
ﾅｲ「そのばたんきゅー、というのは分からないが
まぁ、小説家に悪いやつはいない。」
いや父さん酒癖悪くてうちの家族めっちゃ
困ったことしか無かったから
多分メア様の独断だと思う！！でも好き！！！
『…あ、でも読めるんですか？それ
私が触ってないと見れないんじゃ…』
ﾅｲ「ん？あぁ、俺も訳が分からないが
何故かこの小説、俺の手で持てるんだ。
お前の家族って、これに何かしてたのか？」
『また尊い設定を…
んー、まぁ変わってることといえば
それが父親の最後に書いた作品って事だけです』
ﾅｲ「最後、か。興味深い…
あ、話に付き合わせて悪かった。
風呂、行ってこい。」
『あっはい！行ってまいります！！』
言葉一つ一つがまじでえ〇ちぃ…
本当にメア様だよなあれ？？
風呂で尊死しねぇように気をつけないとな…
＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
『お風呂上がりました！
とてもスッキリしました！』
ﾅｲ「何故俺に報告しに来るんだ」
『いや神様ですから…って、
もう半分も読み終わったんですか？！
私10分くらいシャワー浴びてきただけで？！
しかもそれ結構分厚い上文字小さいのに？！』
ﾅｲ「うるさい、良いだろそれくらい
暇すぎて本を読んでたらそういう能力が
身についただけだ。」
『尊いなぁおい！！！！』
ﾅｲ「…この小説、面白いな
多分お前らのことであろう家族が書いてある。
父親からの視点でかかれてあって、とても深い。」
『あぁ、私も初めて見た時、ビックリしました。
いつもは無口だった父なので、
初めて心を通わせれたような気がして…
嬉しかった記憶があります。
ま、まぁ、クソみたいな気持ちしか
書いてませんけど…へへへ』
ﾅｲ「…ふーん。この本のタイトルは、"中"
お前の視点から見ると、
このタイトルの意味がよく分かった。
＿＿面白い。」
その瞬間、微かに笑うメア様。
その笑顔は、すぐにまぶたの裏に焼き付いた。
目が、離せなかった。
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くろさん - ｷｬｱｰｰｰｰｯ！！！ｷｬｱｧｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ！！！！！！(いきなりのイケメンメア様による発狂) (7月20日 18時) (
レス) id: c471870074 (このIDを非表示/違反報告)
新垢のもちもちいっぬ(プロフ) - あめねこ二代目さん» えっ100評価いってた！！！！コメントありがとうございます😊☺️☺️☺️☺️ (7月12日 22時) (レス) id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
あめねこ二代目(プロフ) - うんうん……え？神？え、設定ちゃんとしすぎてて……あ、なるほど。経験談か(((100評価とお気に入り101人おめでとう!!!! (7月10日 8時) (レス) id: fadcbdb0f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - メア様が尊い☆ (2023年4月10日 16時) (レス) id: 741c04289c (このIDを非表示/違反報告)
ink化してしまったみるくちょこれゐと(プロフ) - やばたにえんww (2023年3月22日 7時) (レス) @page36 id: 573b828a79 (このIDを非表示/違反報告)
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