#9【シルク視点】ごめんな。 ページ10
『なんで…そんな格好してんの?』
A『仕事って言ったじゃない』
腕を組んで上目遣いでニヤリと笑う
違う…こんなのAじゃない…
『口調も変わって…』
A『こっちの方がウケがいいのよ?』
彼女はそう笑って俺に近づいてくる
A『で?なんの御用かしら?』
『……あの時は悪かった。またやり直…』
A『イヤよ。やり直すってなに?どこからやり直すの?』
彼女は俺の言葉を遮り、高笑いをして、俺の胸ぐら掴む
A『じゃあ、許しはしないけど謝ってよ。』
ニヤリと笑って『速く』と催促する。俺は頭を下げて
『ごめん…あの時傷つけちゃって…』
A『誤解しないで恨んでない。シルクのおかげで私がいるんだもん』
顔を上げるとざまぁみろとでも言ってるかの様に俺を見下げてた
俺はその目に恐怖を覚えたんだ。
A『それに、許さないのによく謝れたわね?』
『ずっと謝りたかった。お前を傷つけちゃったから…』
例え許されなくてもいい。
俺はAにしてしまった事を償いたかったんだ。
『でもさ、これだけは伝えたかった。俺はまだお前のことが好きなんだ』
彼女は少し考えるふりをして俺に言った
A『ふーん…じゃあさ土下座してくれたら許してあげてもいいよ』
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作者名:尾骶 | 作成日時:2017年5月28日 13時