精神激痛ガール【黒バス】

6話/気分が良い。 ページ6

A視点

＿＿＿＿＿＿＿＿＿



私は今、とても気分が良い。


何故かって？それはね、先程の黄色頭の奴を罵ったから。


私は人を罵る、嘲笑うことが大好き。

暴力的に傷つけることも好きだが、どちらかと言うと精神からじわじわ傷つける方が好きなのだ。



『狂っている』そう思うかも知れないが、これも一種の病気のようなもの。


異常性癖で言う『サゾリズム』である。



「あ、職員室。ここか。」


しばらく歩いていると職員室についたので、ドアを軽くノックして開ける。


朝からコーヒーの香りが凄くするなぁ、と思いながらも近くの先生に声をかける。



「あの、すいません…」


「ん？あぁ、君が愛撫Aさんかな？」



声をかけたのは、結構イケメンなおじさん先生だった。


まぁ私は興味ないけどね。

そう思いながら、「はい。」と軽く返事をする。



「因みに君のクラスは2年A組だ。担任は佐藤先生だな。」


そう言いながらおじさん先生が『佐藤先生』を呼ぶ。


それに対して「はーい！」と返事をし、こちらに駆け寄ってくるのは、髪をショートカットにしている若い女の先生。


こう、いかにも「スポーツはお任せください！」って感じの雰囲気だ。



「あ！貴方が愛撫さん？丁度良かった！教室まで一緒に行きましょうか！」


「はい。」



それからは先生と他愛のない話をしながら教室へ向かった。

7話/自己紹介にて。→←5話/変な女。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す