検索窓
今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:28,711 hit

第104話 伝えたかった言葉 ページ26

 
 
 
――――*

マリアは、息を切らしながら城の階段をかけ上っていた。

(また、言えなかった…。伝えなきゃいけないってわかってるのに。でも、言わない方が私たちは幸せなのかな)

(いつまでアリババくんって呼べばいいのかな。いつになったら本当の呼び方で呼べるのかな)

頬をパンッと両手で叩き、自分に言い聞かせる。

(だめだめ。一緒にいられるだけで幸せなんだから。一生このままでも私は…平気だもん)

「大好きだよ…」
そのあとに続く言葉を、少女は心の中だけで小さく呟いて、胸にそっと閉じ込めた。

第105話 やさしいあなたのウラオモテ→←第103話 アリババoverheat!!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
設定タグ:マギ , 練紅炎 , 歌姫   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちぇりい(プロフ) - のどかさん» コメントありがとうございます! 続きを更新できるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2015年11月5日 6時) (レス) id: 19c12415ef (このIDを非表示/違反報告)
のどか(プロフ) - お久しぶりです!この小説も第三弾ですね、前回の展開がやばすぎて(フィアちゃんかっこよすぎですよ。)これからも頑張ってください!続きが気になって仕方ないですー! (2015年11月3日 22時) (レス) id: c4d22bd61b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちぇりい | 作成日時:2015年11月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。