再会の ページ2
「え、え!?」
一ノ瀬さんが昨日の夜遅くに迷惑そうな顔で私に手紙を渡してくれたのを今日、起きてすぐに読んだ
手紙は私の大好きな子からだった
うすピンクの可愛らしい便箋にAちゃんの綺麗な文字で、驚くことが書かれていた。
「次の日って、今日…?」
そう呟いてハッとする
彼女は無事にここへ来ることが出来るだろうか。
いや、どう考えても…無理だ
今ごろ、迷子になってたら…?
あぁ、泣いてたらどうしよう…
コン、コン…
考え込んでいたら、不意に控えめなノックの音が聞こえた
「はい?」
一ノ瀬さんでしょうか?
ギィィ…
木で作られた扉が音を出しながら少しずつ開いてゆく
『は、ハルちゃん…?』
「Aちゃん!?」
よ、よかったぁ
ペタリと床に座り込むAちゃんを見て安心した
『ハルちゃん…ハルちゃん…本物?』
「え、本物です、Aちゃん」
『うわぁい!会いたかったよ、ハルちゃん!』
そして抱きついてきたので私も嬉しくて抱きつき返した
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idollove0703(プロフ) - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます(*^^*) (2013年7月6日 8時) (レス) id: d18aa9b3c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:死歩 | 作成日時:2013年6月21日 17時