第四十九話 ページ7
燃えるような太陽の日差しが、私たちに向かって当たっていた。
私は今、キドたちとグループに別れ、シンタロー、モモちゃん、エネちゃん、ヒビヤ、コノハと行っている。
ちなみに今はエネちゃんはバッテリーを消費したくないらしく、着いたら電源をつけるとの事らしい。
A「うう…暑いな…本当に…。」
モモ「そうだね…。でも…もうすぐだよ…！」
モモちゃんと一緒にひたすら暑さと葛藤しながら歩いていた。
シンタロー「モモ、お前堪えられるのか…？」
モモ「何言ってんのバカ兄！私はこれぐらいじゃあ倒れないよ！」
シンタロー「あー、元気でよろしい…。」
ヒビヤ「何でモモはそんなに元気なのさ…。」
シンタローとヒビヤはどうやらモモちゃんに呆れているらしい。
なんだか似た物同士に見える。
コノハ「A、暑いなら僕がおぶってこうか…？」
突然コノハに言われるも、昨日の事を思い出し、ボッと顔が熱くなる。
A「いっ、いい！これぐらい何ともないよ！」
モモ「ど、どうしたのAちゃん？顔赤いよ…？何かコノハさんとあった？」
A「なっ、何でもないよ！」
少し笑って誤魔化すも、私の顔はまだジワジワと赤みを帯びている。
一方のコノハは、何か自分が悪い事でも言ったかのように少しおどおどしていた。
モモ「あっ、団長さんたちだ！」
ふと前を見ると、キドたちが既に遊園地に辿り着いていた。
シンタロー「そうか、じゃあエネ呼ばないとな。」
エネ「あ、着いたんですか！ところでご主人！私今どのくらいテンション上がってると思います！？」
シンタロー「言葉に表せないくらいだろ、どうせ。」
シンタローはエネちゃんを呼び、私たちはキドたちのところへ辿り着いた。
キド「着いたか。さて、最初は＿＿＿」
マリー「ジェットコースターがいい！」
マリーに押され、キドとシンタローはまたも青ざめた表情になった。
今気づいたけど、キドもジェットコースター苦手なんだな。
そして何よりも自分がジェットコースターが苦手だと忘れているのには数秒経つまで気づかなかった。
キド「あ、ああ、いいぞ？じゃあジェットコースターで皆いいな？」
シンタロー「い、いやあ、俺は遠慮しておくよ…？」
キドとシンタローの声が震えているのが分かる。
モモ「何言ってんのバカ兄！ほら、乗るよ！」
シンタロー「お、おい、やめろ！」
モモちゃんに押され、シンタローは止む無く乗せられた。
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Madicc(プロフ) - シヲリさん» コメントありがとうございます！アンケートは今一対一の状態ですが、もしその状態が19日まで続いたら、もう神頼みしか手はありません←多分、鉛筆倒しとかです。投票の方もありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2014年1月12日 9時) (
レス) id: 2ad9991ed5 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - どうも、シンタローに投票した者です。19日になっても決まらないようでしたらクロハでも構いません！今、一対一の状態ですよね？違ってたらご免なさい！応援してるのでがんばってください！長文失礼しました。 (2014年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Madicc | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/
作成日時：2014年1月2日 12時
