第六十一話 ページ19
セト「仲良いっすねー、2人とも!」
マリー「えへへー。」
セトに褒められ、マリーちゃんはさも嬉しそうに笑う。
キド「でも、Aが音楽の仕事をやっているなんて、初耳だな。どこで仕事してるんだ?」
A「えっとね、モモちゃんのところ。」
するとキドは面食らった顔をした。
キド「なっ!キサラギのところだと⁈」
カノ「Aはキサラギちゃんのところで歌う曲作りをしてるらしいよー。」
すでに知ってるからか、淡々とした口調でカノが答えた。
キド「おいカノ!いつ聞いたんだ!」
カノ「昨日Aの家に行く時に…。」
キド「でも、名前はキサラギの曲名のところとかに記載されてたのか?だとしたら、今頃有名になってるはずだぞ?」
A「まあ、記載はされてたけど、色々こっちで情報隠してたし…。それほど私の顔は知れてないんだけどね。」
キド「でもたしか、作曲家が男性だっていう話を噂で聞いたんだが…。」
思いがけないキドの発言に体がピクッと反応してしまった。
マリー「…A?」
キド「…何か、悪い事言ったか?」
A「あ、ごめん。なんでもないよー。」
慌てて笑って誤魔化すも、先ほどの衝動からは離れていない。
ついつい、昔の事を思い出してしまう。
だが、そうも長くは続かず、先ほどの思考はスッと消えて行った。
___自分が思い出すのを拒絶しているからだろうか。
そう思うと、なんだか嫌な気分になり、夜クロハが来ると思うと、また気分が悪くなる。
チラッとキドたちの方を再び向くと、カノと目が合ってしまった。
A「あ…。」
私は慌ててカノから目を逸らし、気まずい雰囲気の中、刻々と時計の針が進むのをただ見つめていた。
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Madicc(プロフ) - シヲリさん» コメントありがとうございます!アンケートは今一対一の状態ですが、もしその状態が19日まで続いたら、もう神頼みしか手はありません←多分、鉛筆倒しとかです。投票の方もありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2014年1月12日 9時) (レス) id: 2ad9991ed5 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - どうも、シンタローに投票した者です。19日になっても決まらないようでしたらクロハでも構いません!今、一対一の状態ですよね?違ってたらご免なさい!応援してるのでがんばってください!長文失礼しました。 (2014年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/
作成日時:2014年1月2日 12時