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第五十六話 ページ14

A「はあー……。なんで普通に遊園地に来てる私が、こんなに疲れるんだ…。」


クロハ「なんだ、楽しくなかったのか。」


A「当たり前でしょ、そんなん。」


大迷宮を抜けた後は、すでに私はくたくた状態で、精神的ダメージが半端なかった。


もちろん、握っていた手はとっくに離れている。


クロハ「次行くか?」


クロハに言われて、ふと思い出した。


A「あ…そういえばそろそろ戻らなきゃな。」


クロハ「なんでだよ…。俺まだ行きたいところ行ってないから、付き合えよ。」


A「…と言われましても…。」


セトたちにちょっとの散歩と嘘をついてしまったせいで、大変な目にあってしまった。


そのうえ、私は人の意見を拒めない性格だ。


答えにまたも戸惑ってしまう。


クロハ「ちょっとぐらい延びてもいいだろ。ほら行くぞ。」


答えを出す前に、再びクロハは私の手首を掴んで歩き出した。


A「ちょっ!いい加減手首掴むのやめてよ!ていうか皆心配するし…。」


クロハ「心配しすぎなんだよお前は。分かったからさっさと行くぞ。」


A「……。」


問答無用。


私はまたもクロハに引きずられて行った。


着いた場所は___


A「観覧…車?」


クロハ「嫌なのか?」


A「いやっ、全然!」


私は慌てて手を左右にブンブン振った。


クロハ「そうか、じゃあ行くか。」


A「…うん。」


クロハが観覧車だなんて、少し意外だ。


何を目論んでいるのだろうか。


考える暇もなく、私たちの乗る順番になった。

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Madicc(プロフ) - シヲリさん» コメントありがとうございます!アンケートは今一対一の状態ですが、もしその状態が19日まで続いたら、もう神頼みしか手はありません←多分、鉛筆倒しとかです。投票の方もありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2014年1月12日 9時) (レス) id: 2ad9991ed5 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - どうも、シンタローに投票した者です。19日になっても決まらないようでしたらクロハでも構いません!今、一対一の状態ですよね?違ってたらご免なさい!応援してるのでがんばってください!長文失礼しました。 (2014年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/  
作成日時:2014年1月2日 12時

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