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第四十三話 ページ1

A「んー…。」


なぜか、今日は目覚めが悪い。


気分が精神的にすぐれない。


A「昨日変な夢見たから…?」


まるで幼い頃あったような出来事。


でも、幼い頃の事はあまり覚えていない。


A「まあ、ここまで年月が流ればね…。さすがに思い出せない事もあるのかな…」


ふと時計を見ると、6時半を指していた。


A「は、早っ!昨日早く寝たからかな…?」


とりあえず、早起きは出来たようだ。


シンタロー、ありがとう。


君に盛大に感謝します。


A「…ってこんな事考えている暇はないな。」


する事もないので、パパッと着替えを済まし、とりあえずリビングの方へ向かう事にした。


リビングに着く前に、誰がいるか予想してみた。


まず、シンタロー?


いや、昨日は私に呼びかけた後も起きてたはずだし、あまり早く起れきないはず。


同じ理由でカノも却下。


じゃあ、ヒビヤ?


ヒビヤは昨日早く寝てたし、早く起きる可能性もある。


コノハはないな、うん。


そんなこんなでリビングのドアを開けた瞬間、誰かとぶつかった。


A「わっ!ご、ごめんなさい…。」


セト「いや、こちらこそごめんっす。」


ふと前を見ると、緑のつなぎパーカーを着ている爽やかそうな顔の男の子がいた。


A「あ、君は確か…えっと…セト、さん?だっけ?」


カノの会話をうろ覚えで思い出した。


セト「そうっすよ!そういえば、カノから聞いたんすけど、新入りっすか?」


A「あ、うん。水崎Aって言います。…よろしく。」


セト「よろしくっす!A!いやー可愛いっすね、本当に!」


A「ど、どうも…ありがとう。」


セト「いえいえ!」


なんだこの青年は。


めちゃくちゃ爽やかな笑顔じゃないか。


思わず返事に戸惑ってしまった。


セト「朝早いっすね!いつも早く起きるんすか?」


A「いや、いつもは…普通かな。」


セト「そうなんすかー。」


A「セトは、なんでこんな早くに?」


セト「いつもバイトやってるんすよ!だから早起きは欠かせない存在になったんっす!」


A「そうかー…。大変だねー。」


セト「いやいや、それほどでもないっすよ!」


先ほどからリピートしているけど、爽やか過ぎる。この人。

第四十四話→



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Madicc(プロフ) - シヲリさん» コメントありがとうございます!アンケートは今一対一の状態ですが、もしその状態が19日まで続いたら、もう神頼みしか手はありません←多分、鉛筆倒しとかです。投票の方もありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2014年1月12日 9時) (レス) id: 2ad9991ed5 (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - どうも、シンタローに投票した者です。19日になっても決まらないようでしたらクロハでも構いません!今、一対一の状態ですよね?違ってたらご免なさい!応援してるのでがんばってください!長文失礼しました。 (2014年1月12日 9時) (レス) id: 8c6936e887 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/  
作成日時:2014年1月2日 12時

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