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-ver.wine red- 4 ページ40

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龍友「てか、俺ら何も買ってこなかったんですけど お酒とかつまみとか全然ないですよね?」




カーペットに座りテレビを見ること数分。
チン太を撫で回していた龍友が突然思い出したように広臣を見てそう言った。





広臣「ああ…、普通に忘れてたわ」

「お酒少しだけならあるけど多分足りなくなるかも。買い物行こっか。」


涼太「あ!じゃあ俺行ってきますっ」

「いいよ私行く。夕飯の食材も決めなきゃだし」

龍友「え、A夕飯作ってくれんの?」

「?…うん。だって皆ご飯食べてないでしょ?」


涼太「やったー!Aさんの手料理ッ」

龍友「食べれるもん作れんの?大丈夫?」

「…龍友くんには作らない。」

龍友「ごめんなさい」




作ってください。と平謝りする龍友。
Aは はいはいとため息をつくと早々に立ち上がって出かける準備を始めた。




広臣「…俺も付いてく。荷物持ち必要だろ」

「うん」

龍友「じゃあ俺も。」

涼太「俺も!」

広臣「いや、一人で大丈夫。敬浩さん達来て留守だったらまずいだろ、将吉くんも寝てるし」

龍友「ああ…」

涼太「じゃあ臣さん待っててくださいよ、俺行きますって」

広臣「俺車で来てるから。お前らゆっくりしとけって、な?




…A準備できた?」


「はい。あ、待って財布、」

広臣「俺が払って後で精算すればいいよ。行くぞ」

「…はーい。じゃあ、鍵閉めてくからインターホン鳴ったらよろしくね?」

龍友「おっけー」

涼太「気をつけて行ってきてください」

「うん、行ってきます」




サングラスだけして手ぶらのAの前に、財布を尻ポケットへ差し込みキーケースを指でクルクル回ながら広臣はいち早く玄関へと歩いて行った。







ガチャンーー…




涼太「…臣さんってAさんの事好きなのかな?」

龍友「え? いやいやないやろ、臣さんのタイプと全然違うじゃん」

涼太「臣さんのタイプって?」

龍友「…大人の女性?あと、元気な人。Aと正反対」

涼太「Aさんしっかりしてて大人っぽいじゃいですか」

龍友「どこが笑 涼太年下だからそう見えんだよ」

涼太「えー、そうかなぁ。今日隆二さんに聞いてみよっと」

龍友「俺の意見信用しろ笑」




2人が出て行った部屋で涼太の言葉を見当違いだとばりに笑い飛ばす龍友。
見当違いはどちらか。


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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月6日 12時

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