-ver.wine red- 3 ページ39
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涼太「お邪魔しまーす!」
龍友「靴揃えろや」
将吉「A〜 ジャージ貸して〜」
一時間後、最初に到着したのはこの3人だった。
元気にリビングに飛び込んできた涼太の後ろで龍友が小言を言いながら彼の靴も綺麗に揃えて端に寄せる。
将吉は将吉で着いた途端にAにジャージを催促し、亜嵐が泊まるときように置いてあった亜嵐の半ズボンを受け取ると パパッと着替えて
将吉「じゃあ俺皆つくまで寝てるね〜」
果てしなく自由である。
「…もー、」
最速の勢いで自分のベッドに横たわった将吉を見てAはため息をつく。
「ATSUSHIさんと敬浩くんとネッさんは?」
将吉「んー、…敬浩くんとネスは 家で着替えて来るってー ATSUSHIさんはラジオあるから合流はてっぺん過ぎだと思うわー…」
広臣「午前中トレーニングでした?」
将吉「うん。
…あ、そう言えば直人がボーカル飲み羨ましがってたわ〜 俺も歌うから連れてってって言ってたよ」
涼太「え、直人さん駄々っ子笑」
将吉「パフォーマー人多すぎてまとまらないからな〜ボーカルのこうゆうの羨ましいんだろ」
広臣「はは、よく大人しく引き下がりましたね」
将吉「んー、てかあいつ今日実家帰るらしくてどっちにしろ来れなかったんだわ」
龍友「なんじゃそりゃ」
将吉「てかとりあえず寝かせて〜俺一昨日から寝不足〜…」
自分で振った話題を自分でブッチすると、ものの数秒で寝息を立て始めた将吉。
最近ではソロ活動の方にも力を入れ始めていて、ツアーのトレーニングに加え 自身の作曲やレコーディングにと、かなり追い込まれているご様子。
(それでも飲みたがりなんですね…)
ポテンシャル高めの言い出しっぺに頭が下がるばかりのAだった。
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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月6日 12時