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-ver.aqua marine- 16 ページ16

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自分だけだと思ってたのに結局広臣もやってもらって軽く拗ねる健二郎。
Aは そんな2人の空気を読むこともなくご飯を食べ終わると、パッと立ち上がり




「泳ぐ。剛典行こっ」

剛典「は?!お前今ご飯食べたばっかでしょ」

「?…だから?」



しゃがみ込んで 信じらんない!みたいな目で自分を見てくる剛典に疑問符を浮かべる。




剛典「俺がおかしいの?」

隆二「いや普通は食休めするよ」

直人「若さじゃない?」

剛典「リーダー2人はそうかも知んないすけど俺はあんま変わらないっすよ!」

直人「んな事ねえよ! 5歳違うんだぞ?!俺と岩ちゃんの年の差と変わんないんだからな?」

剛典「あ、そっか…」




そんなメンバーの会話を聞いていた直己は、フランクフルトの最後の一口を食べると、串をゴミ袋に放り投げ




直己「…よーしA行くぞーっ!」

「っ、キャーーッ!」




Aの体を軽々と横抱きにし、そのまま海へと走り出した。
Aはとっさに直己の首に手を回し 楽しそうな悲鳴を上げている。




剛典「え、ずるーい…俺もやりたーい」

隆二「どっちを?笑」

剛典「もちろんA役。ってことでハイ、ELLY」

ELLY「え、いやいや無理笑 いろんな意味で無理ッ!」




抱っこして〜とやる気なさそうに手を広げる剛典に全力で拒否反応を見せるELLY。




健二郎「…よっしゃ岩ちゃん 俺がやったるわぁ!」

剛典「は、ガチ!?ちょっと まっ、



ーーゔぁぁああ!!」




健二郎に乱暴に抱えられた剛典が断末魔のような声を上げ、Aと直己の爽やかなそれとは比べ物にならない絵面の二人が海へと駆け出し、残りのメンバーも笑いながらそれに続いた。


















直人「そろそろ帰るか〜」




時刻は夕方5時すぎ、一足先に浜へと上がっていた直人 ELLY 広臣 健二郎の四人がパラソルを仕舞い、未だに海ではしゃいでる四人に声をかけた。




隆二「直己さんすっげぇ元気…笑」

剛典「あの人午前中ずっと寝てたから笑」




直人の声に真っ先に帰ってきたのはこの2人。
パワフルな直己に完全にやられたらしく、心なしか疲れた顔で そこら辺にほっぽらかしてあったタオルを手にとって髪の毛を乱暴に拭いた。


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作品ジャンル:タレント
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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月6日 12時

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