皆どこ？ ページ10
体が熱い
気がつけば総悟がいなくてすごく寂しかった…
だから探しに出たんだけど。
「(総悟が抱っこしてくれた時に見えたクザンさん。冷たくて気持ちよさそう…)」
ほげーとクザンさんを見る。
熱で涙目になっちゃってよく前が見えない。
てか開けてるのも辛いんだけどね…
ク「あー。うん、…Aちゃん？そんな顔しちゃダメだって…」
沖「こいつに触んな変態」
「そー…ご…」
沖「っっな、おまっ…／／チッ、目ぇ開けらんねぇなら閉じてろいバカが！！」
わっ！！目覆われたっ
頑張って目を合わせたのにこれは酷い！！
ガ「顔はいいからのう。若者にはきくじゃろうな。」
ボ「あんなトロンとした顔でぇ…襲われても文句言えないねぇ？」
土「はぁ…だから気をつけろって言ってんだ。俺たちといた環境のせいか自分の顔の良さにあいつは気づいちゃいねぇ」
近「本当にな。あいつにちょっかい出そうとする隊士達をどれだけ総悟や終が追っ払ってきたと思ってんだか。」
ガ「なるほどのう。だからあんな無防備でも手を出されんかったっちゅうわけじゃな」
終「おろおろ、おろおろ」
あ…終兄さん
おろおろしてる、きっと心配してるんだ…
「終兄さん…手、、ギュッてして…」
終「ギュッ))…ソワソワ」
ク「君、ずっと喋らないじゃない？話せないのか？」
終「！！…ダッ！！！」
ク「え？なに？肩に手を置いただけなのに」
土「便所だ」
ガ「このタイミングでか！？」
沖「終兄さんは極度のコミュ障でい。肩に手なんか置かれたら腹壊すだろ」
ク「どんだけ繊細な隊士なのよ」
あー…終兄さんがトイレに…
あ、でも私クザンさんに用があったんだった
「クザンさん…抱っこ…」
ク「え？いいの？」
沖「ダメに決まってんだろい！！やめとけA、コイツ変態だぞ！！」
ク「君ねぇ」
沖「せめてあそこのグラサンかシュ〇ックにしろい！！」
「でも…この人が今一番冷たくてきもちーの」
土「は？どういうことだ？」
ク「なるほどね、俺の能力目当てか。ほらおいでAちゃん」
「ん…」
沖「あ、おい！！」
総悟から無理矢理手を伸ばしてクザンさんに伸ばせばスルッと軽々しく抱き上げてくれた。
ク「あらら…かなり熱くなっちゃってるじゃない…」
「ふぅ…ふぅ…」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年9月11日 19時
