クザンと沖田 ページ11
こんなに辛そうにして。
よく歩いてこれたねAちゃん
ピキピキ…
「きもちぇぇ…」
ク「はいはい。ベッドに戻るよ」
沖「手が凍った？なんでい、お前天人だったのか」
天人？
あ、そういえば初めの頃Aちゃんもそんな事言ってたな。
結局なんなんだ、天人って
ク「それがなんなのか知らないが。俺はヒエヒエの実の能力者で凍人間ってだけだ」
土「能力者？」
沖「闇に封じられし魔の能力？」
ク「…お前ら、双子とかそういうオチじゃないよな？」
全く同じ事言うじゃない
どこまでも似た2人だな、一緒に育ったからか？
それにしちゃぁ似すぎだけど。
「そー…ご」
沖「へいへい。ほれそのバカ返しやがれ厨二病」
ク「誰がだって。この手見て能力が本物だって分かるでしょ」
沖「ぺザントストリームとか言いそうだよな」
ク「言わないっての。Aちゃんにも言ったが、それ黒歴史だぞ」
沖「じゃぁ聞かなかったってことで」
なんて言っちゃって、満足そうにAちゃん抱き上げて。
あーあ、せっかく許してもらえたのに。
なんか癪なんだよな。
ク「俺がその子運ぶって。お前じゃ冷やしてやることできないだろ」
沖「じゃーお前が横で冷やしながら歩けばいいだろい。うちの隊士にちょっかいかけんな」
ク「うちの隊士じゃないから。その子は俺の一番の部下。海兵だからね。」
沖「んなわけねーだろ。コイツはずっと真選組の隊士でい」
ク「いい加減幼なじみ離れしなさいな。その子にはその子進む道があるでしょってのに」
沖「関係あるのかおめーに。てかその道が真選組なんでい」
ク「勝手に決めつけちゃダメでしょ。その子は俺の部下。海兵だから」
沖「お前も勝手に決めつけてんじゃねーか」
ギャーギャーギャーギャー
「…ふぅ…」
ギャーギャーギャーギャー
「…もう…いい。降ろして」
ク「え？ダメだってAちゃん。熱高いのに」
沖「そんなフラフラな足で動くんじゃねー。小さい脳みそがまた小さくなるだろ」
「え？小顔キューティクルフェイスのAちゃんが心配？？」
沖「言ってねぇ言ってねぇ。おい医者呼べよ、腕のいい脳外科と耳鼻科医」
ク「お前らのそれは合言葉か何かか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまごやき | 作成日時：2022年9月11日 19時
