検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:157,761 hit

43話 ページ44

「あー!なんか悩んでるの馬鹿らしくなった!」

不謹慎かもしれないけど必死にテテから私を取り返そうとしてくれるのがすごく嬉しかった。

「ジョングク、これからも傍にいてね」

ジョングクを抱きしめたまま私はジョングクにお願いした。

「離れてって言っても離れないから」

「うん」

「ヌナ、僕もうバイト辞めようと思う」

「えっ!?」

その発言にびっくりして身体をジョングクからバッと離した。

「ヌナをもう不安にさせたくないし…何よりあの副社長に隙見せるの嫌だ」

離れた私の身体をジョングクがまた自分の方へ引き寄せて抱きしめた。

「ジョングク、気持ちはすごく嬉しいけど私はきっともう大丈夫だよ。多分この先ちょっとやそっとの事じゃ不安にならない。だってこんなに愛してくれてるの分かるもん。迷惑かけてごめんね」

「ヌナ…でも」

「ほんとに大丈夫だよ。それにホソクさんもジョングク居なくなったら困るでしょ?私ホソクさん好きだし困らせたくない。ね?」

半分冗談、半分本気でジョングクに言った。

「………やっぱりバイト辞める」

ふふ、また拗ねてる。

「ジョングクが1番だから…ほんとにありがとう」

いつもはキスはジョングクから。

でも今日は私からジョングクの唇に自分の唇を重ねた。

「ジョングク、もう1回Aヌナって呼んで?」

あれから1度も呼んでくれないので唇を離してお願いしてみた。

「…もう1回ヌナからキスしてくれたら」

少し恥ずかしそうなジョングク。

多分勢いで呼んだんだろうな…。

それに私からは恥ずかしがってもうしないって分かって言ってる。

「ジョングクのいじわる!」

そう言ってジョングクにパンチしようとしたら拳をジョングクの掌で包まれてそのまま引き寄せられて…今度はジョングクが唇を重ねてきて…

「Aヌナ、もう1回キスして」

なんて言ってきて…いつもは恥ずかしくてできないけど思わず自分からも唇を重ねた。

「ヌナ……たまんない…はぁ」

「ジョング…ク………んっ」

ジョングクの唇が首から胸、お腹へと下がってきてゾクゾクした。

下腹辺りもキュンってする。

「ヌナ、愛してるよ」

「私もジョングクの事愛してる」

その夜はいつもより何倍も優しく何度もジョングクにとかされた。

44話→←42話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
547人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , バンタン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます!グクかっこいいですよね!そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です!これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります! (2017年4月29日 16時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです!特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました! (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます!!すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります! (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひぃ x他1人 | 作成日時:2017年4月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。