21話 ページ22
その美少年の前には【副社長 キム テヒョン】と書かれたプレートが置かれていた。
うわー噂通りかなりのイケメン。
いや、私的には美少年。
まだまだ若そうな美少年息子…会社の事には興味がないのかボーッと外を眺めている。
副社長として会社のお勉強するのねと思いながらみなさんにお茶を配り「失礼しました」と会議室の扉を閉めようとしたら副社長と目が合った。
そのまま無視するのも失礼だしと思いペコっと軽く会釈をしてそっと扉を閉めた。
「A!見た!?噂通りかなりのイケメンだったね!!ジョングクくんと良い勝負だわ!
副社長 キム テヒョンって書いてあったし!
次期社長であのルックス…モッテモテだねー、きっと!!」
「確かにジョングクに負けないぐらいの美少年だったねー。凄まじくモテそう」
その日から社内は副社長の話で持ち切りだった。
「うちの会社にジョングクに負けず劣らずの美少年が入社したの!しかも社長の息子なんだって!女子達の話題の的だよー」
ジョングクと夕飯を食べながら副社長の話題を出した。
「へぇー。そんな美少年なんだ。ヌナは?ヌナはどう思うの?美少年で次期社長で…やっぱ魅力感じるの?」
「えっ?そりゃジョングクに負けず劣らずの美少年で次期社長なんてすごいって思うけど魅力は感じないよ。だって私にはジョングクがいるじゃん!なんで魅力感じなきゃいけないの?」
ジョングク…もしかしてヤキモチ焼いてるのかな?
「だって…今までヌナの口から他の男の人の話一切聞いた事なかったし…なんで急にそんな話するのかと思って…」
やっぱりヤキモチだ。
「ただ単純にすごいな〜と思ってジョングクに言っただけだよ。ほんとただそれだけ」
「でもその美少年副社長とヌナ、関わりあるでしょ?一応秘書課だし」
「ヤー!一応って何よ!?私はれっきとした秘書課です!」
「秘書課って事はやっぱり副社長に付いたりするんじゃない?」
うちの秘書課は基本みんなで社長のスケジュールを把握してみんなでサポートしている。
手の空いてる社員は営業部など忙しい部署へ応援に行ったりもする。
ジョングクがカフェで私を見た時も営業部へ応援に行ってる時期だった。
「うちの秘書課、誰か1人が社長に付く事ってないし営業部とかの応援にも行かなきゃだし…あんまり関係ないでしょ」
「………とにかく!ヌナ!浮気とかダメだからね!」
なんだ、このかわいい生き物は!?
こんな彼氏がいるのに浮気する罰当たりいないよ。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます!グクかっこいいですよね!そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です!これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります! (2017年4月29日 16時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです!特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました! (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます!!すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります! (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ x他1人 | 作成日時:2017年4月12日 21時