20話 ページ21
「ジョングク、私もう会社行くからね」
昨日あのままジョングクの家に泊まった。
残念ながら今日は金曜日。
お休みだったら良かったのに…。
「んー…ヌナ、もう仕事行くの?」
眠そうに目を擦りながらベッドから起き上がったジョングク。
「今日、会議の準備しなきゃいけないから少し早めに行くね」
そう言いながら玄関に向かうとジョングクも目を瞑ったまま付いてきた。
ジョングクってよく歩き寝してる。
毎回思うけど器用だなー。
「じゃ、行ってくるね!明日休みだから仕事終わったらここ帰ってくるね!」
「うん…ヌナ…いってらっしゃい」
ジョングクが私の事をぎゅーっと抱きしめた。
私もそれに答えるようにぎゅーっとジョングクを抱きしめてから家を出た。
「ソヨン、おはよ〜」
会社に行くともうソヨンが出勤していた。
「Aおはよう」
「今日何の会議あるの?いつもこの時期会議なんてないよね?」
「そーれーがー!!どうやら社長の息子が留学から帰ってきてここの会社に入社するらしいの!めっちゃイケメらしいよ!ジョングクくんよりイケメンかな?で、その社長の紹介の会議らしいよ!ってか、それ会議って言わないよね」
「そうなんだー。…あんたジミンくんを差し置いてジョングクを比較対象に出すって彼女としてどういう事よ」
笑いながらソヨンに言った。
「えーだってジミンよりジョングクくんの方がかっこいいのは間違いないないもーん」
「今度ジミンくんに会ったらチクってやる!」
ソヨンと楽しく会話をしながら会議室の準備をした。
「Aさんとソヨンさん、会議室へお茶出ししてくれる?」
デスクで仕事をしていると上司に言われた。
「はい」
そう言ってソヨンと席を立ち給湯室へ向かった。
「ヤバイ…緊張してきた…」
ソヨンがお茶菓子を用意しながら言った。
「なんで?お茶出しなんていつもしてるじゃん?」
「えっ!?だって社長の息子が来てるって事はお披露目される側のお偉いさん達が来てるって事だよ!?緊張しないはずがないじゃん!あっ、でもイケメン息子も見れるんだよね!」
「そういう事か。まぁ、大丈夫でしょ。深く考えないのが1番だよ。さっ、準備できたから行くよー」
私とソヨンはお盆にお茶とお茶菓子を乗せて会議室へ向かった。
コンコン
「失礼します」
ノックをして会議室のドアを開けた。
そこにはジョングクに負けず劣らずの噂通りのイケメン…いや、美少年が社長の横に座っていた。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます!グクかっこいいですよね!そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です!これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります! (2017年4月29日 16時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです!特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました! (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます!!すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります! (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ x他1人 | 作成日時:2017年4月12日 21時