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31話 ページ32

「A、今日一緒に帰ろ!」

「帰る帰るー!!」

今週はテテが海外出張で出勤しないので自分のデスクで仕事をしている。

今日はジョングクもバイトだしソヨンと久しぶりに一緒に帰れる!

仕事を定時で終わらせ会社の外に出た。

「A、まだ時間早いしどっか寄ってから帰ろう!」

「うん!」

テテの専属秘書になってからソヨンともほとんど顔を合わすことがなくて仕事が終わる時間もバラバラだった。

私達は近くの居酒屋に入って生ビールで乾杯した。

「A〜!久しぶりだね〜!会えなくて寂しかったよ〜!」

「私もソヨンに会えなくて寂しかった〜!」

「で、副社長の専属秘書はどうなのー?ジョングクくんヤキモチとか焼いてない?」

「それが…」

最近の出来事を報告しあった。

「へぇー!副社長もかなり積極的だね!」

「何が?」

「もー!Aってほんと鈍い!副社長絶対Aに気があるし!」

ジョングクと同じ事言ってる。

「それはないない!」

「そうかなー?あっ!そう言えば私ジミンと同棲するの!」

「えっ!?ジミンくんと同棲するの!?」

「えへへ〜」

ソヨンがサラッと重大発表するからびっくりした。
嬉しそうなソヨンの顔。
そんな顔を見るとこちらまで幸せな気分になった。

「ジミンがもう一緒に暮らそう!って言ってくれて」

いいなぁー。
私もジョングクと付き合ってそれなりに月日が経ったけど1回もそんな事言われた事ない。
お互い一人暮らしなんだし…私もう28歳だし…焦ったり結婚願望が強いわけじゃないけど…そうやって形で表してくれるのはすごく嬉しい事だ。

…呼び名も敬語もソヨンとジミンくんの話を聞いてあれ?って気付いたっけ。

他人と比べちゃダメだけど…羨ましくなるのも事実。

色々積もる話が多過ぎて外へ出た時には空は暗くなっていた。

「すっかり夜になっちゃったね、ジョングクくん迎え来てくれる?」

「今日はバイトって言ってたから1人で帰るよ」

「私、ジミンが迎えに来るからそしたらAの家まで送ってく!」

「いいよいいよ!1人で帰れるし!」

「キレイですっっっごい色っぽくなったAを1人で帰すわけに行かなーい」

「何それ〜?」

笑いながらソヨンに言う。

「だって〜、Aどんどんフェロモン放出量増えてってるも〜ん。会社でも噂になってるの知らないの?」

「う、噂!?」

自分の噂が出てるなんて全く気付かなかった…。

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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます!グクかっこいいですよね!そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です!これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります! (2017年4月29日 16時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです!特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました! (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます!!すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります! (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひぃ x他1人 | 作成日時:2017年4月12日 21時

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