番外編、禁断の愛ダリ編�� ページ33
魔界歴史の教室に入ると
何故かずっと無言のダリ先生
『あの…もしかしてテスト赤点とか!?あっそれとも名前書き忘れとか？』
｢‥‥‥本当に分かってないんですか…｣
ダリ先生はクルッと振り向き、いつもの笑顔はないまま怖い表情でコツコツと近付いてくる
バンッ！と私を教卓を背に追い込んだ
｢‥‥‥まだキミは誰のモノか分かってないみたいだね｣
耳許で囁くような低い声で言われドキッとしてしまう
『あ‥あの…』
｢‥‥A… 今更誰にも渡す気はないよ…｣
『なっ…!?!?!?』
なんなのーっ！こんな目の前で色気出され見つめられたら…ダリ先生しか見えなくなるってば
『‥あ、あの…』
だめだ…思考が追い付かない
自分でも分かるぐらい全身が熱い
｢てことで！ まあ、それだけ顔真っ赤にさせてるなら大丈夫そうですね。
あまりニコニコして男をソノ気にさせるのは良くないですよ。分かりましたか？｣
ニコッと笑いいつものテンションに戻るダリ先生
『別にソノ気にさせてたわけじゃなくて、その…関係バレたらマズいと思ってですね』
｢下手くそだな〜｣
『う゛…けど団長にバレてないし』
｢‥‥どうですかね
まあ、それは此方でどうにかします。ウンディーネさんはとにかくもう帰りなさい｣
『え!?師団活動…』
｢いいから今日は帰りなさい｣
『…え…あの』
｢帰れ… 聞こえなかったか？｣
ｷﾞﾛｯと睨まれ私は怖くて即座に帰った。
やっぱり兄さんの言う通りダリ先生は史上最強の悪魔中の悪魔かもしれない…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(おまけ)
ｺﾝｺﾝ
｢ちょっといいかな？｣
｢口止め？｣
｢やっぱり気付いてしまったか｣
｢そりゃあ、あんだけ殺気出されたら〜。てか意外に嫉妬深いんすねー｣
｢嫉妬…とは少し違うな…。自分のモノに手を出されるのが嫌いなだけだよ。言うなれば独占欲かな
で、わざと彼女に告白して僕を炙り出した要求は？｣
｢流石ダリ先生だな。話しが早い！実は…｣
この数日後、魔術開発師団に"珍しい魔宝石"が匿名で届けられた
｢団長凄いの届きましたね！｣
｢だなー。誰かがよく見てくれてるってことだ！頑張るぞ｣
｢ハイ！｣
と師団活動はおおいに盛り上がった
￣￣￣￣￣￣￣￣
すいません。なんかダリ感ないし団長むずかしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ライ - 最高ですお名前なんてゆうんですか？ (11月20日 18時) (
レス) id: 3472106834 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 好きです。最高です。こんな最高な作品ありがとうございます😭 とても楽しく、ドキドキしながら読めました。ありがとうございました😭 (5月28日 13時) (レス) @page37 id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 本当に最高でした！！こんな素敵な作品を作ってくれてありがとうございます！！ (2023年1月13日 18時) (レス) @page37 id: a8249ea38c (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - しゅき..._(┐「ε:)_ (2022年5月10日 22時) (レス) @page37 id: f02eee6231 (このIDを非表示/違反報告)
ろろ - 今更ながら、この作品を見つけて一気見してしまうほど面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) id: 095d2abf46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年3月15日 4時
