真相２ ページ39
それと、これは本当にAは悪くないのですが。わたくしは毎日愛していると伝えるとAは喜んでくれますが、Aから伝えてくれたことがまだなかったので…わたくしの一方的な押し付けになっていないか怖くなってしまったのです。
そう考えると定期的な連絡をすることもはばかられて。わたくしがAを好きすぎるあまりAを縛っていないか不安になりました」
─愛は与えられて与える循環が出来上がった時初めて愛だからね。
日和様の言葉が頭によみがえる。
弓弦くん、嫉妬してくれたんですね。
それは、とても、嬉しいです。
でも、それと同時に不安にもさせてしまったのですね…。申し訳ないことをしたわ。
たしかにわたしは弓弦くんに好きだと伝えることがなかったんじゃないかしら。
受け取るばかりで与えもせず…。
「ごめんなさい、弓弦くん。わたし、本当に弓弦くんのことが好きよ。嫉妬して弓弦くんは悩んでいたのに、ごめんなさい、悩んでる弓弦くんには申し訳ないけど、嬉しい…」
「嬉しい？」
「嫉妬してくれるくらい、悩んでくれるくらいわたしのことを考えて好きでいてくれるのが嬉しい」
そう言うと、弓弦くんは少し頬を染めた。
「ごめんなさい、わたしからも毎日愛を伝える。弓弦くんからも、もしよければまた愛してると伝えてくれる？」
そう言うと、弓弦くんはもちろんですと大きく頷いた。
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宝(プロフ) - あーるさん» コメントありがとうございます！弓弦お好きなの嬉しいです〜(*^^*)おもしろいと言ってくださってありがとうございます！応援もありがとうございます！最後まで走りきります (7月5日 20時) (
レス) id: 2151f87f60 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 弓弦の夢小説少ないので嬉しいです(;_;)すごく面白いです応援してます！ (7月4日 23時) (レス) id: cb84109612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝 | 作成日時：2023年7月3日 19時
