真相 ページ38
「そもそもわたくしは気球の件には怒っていません。あれは言い訳のようなものです。本当に申し訳ありません」
「え？気球には乗ってもいいの？」
「はい、それはどうぞ。ですが、乗るなら日々樹さまのではなくわたくしが手配したものに乗ってほしいのです」
「ん？はい、そうですね。それはそういたします。日々樹さまに迷惑がかかるといけませんものね」
「ええ、そうですね。そこからですね。すみません、日々樹さまに迷惑がかかるからと言うのは嘘です」
ん？
「……え？」
「日々樹様に迷惑がかかるからではなく、わたくしがAと日々樹さまが2人きりになることが許せなかったのです」
2人きりになるのが許せない？
それは、どういう…。
「お恥ずかしい話ですが、わたくしみっともなく嫉妬してしまいました。最近、いろんなアイドル科の生徒と関わりがありますよね。その度にわたくしのAなのになどと、思ってしまっている自分がいました。
今回日々樹さまの件でたまたまその気持ちが発露してしまいまして…本当に申し訳ありません。
こんな状態で愛してるなどと無責任には言えず。わたくしの勝手な都合で定期的な連絡も怠ってしまいました。申し訳ありません」
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宝(プロフ) - あーるさん» コメントありがとうございます！弓弦お好きなの嬉しいです〜(*^^*)おもしろいと言ってくださってありがとうございます！応援もありがとうございます！最後まで走りきります (7月5日 20時) (
レス) id: 2151f87f60 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 弓弦の夢小説少ないので嬉しいです(;_;)すごく面白いです応援してます！ (7月4日 23時) (レス) id: cb84109612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝 | 作成日時：2023年7月3日 19時
