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「そして、その後、伏見先輩に好きな人がいると本人の口から伝えられたことにより完全に失恋したと思ったAちゃんは、伏見先輩とその誰かを応援することにしたってことねェ。なるほど」
「伏見様に、好きな人がいるか聞かれて、今はいないって答えちゃった」
いるかいないかを聞いてくるくらいなら、Aちゃんのこと好きなんじゃないかな？
それに、さっきおれがAちゃんに顔を近づけた時、伏見先輩ちょっと怖かった。たぶんあれ嫉妬してたんじゃない？
てことは、伏見先輩はAちゃんのことが好き？
っていうことは、今Aちゃんは自分の恋の応援を自分でしてるってこと？
「ねぇ、Aちゃんは伏見先輩のこと諦められるの？好きな気持ちはもうないの？」
「ううん。諦めたいんだけど、なかなか諦められなくて。まだ全然好きって気持ちはある」
「そうなんだぁ」
これって、両片思いってやつじゃない！？
「ラブ〜い！！！」
突然叫んだおれにAちゃんはびっくりした。
「あ、ごめんごめん。うん、でもAちゃんが伏見先輩の恋を応援するって決めたならそれがいいと思う」
「気が合うじゃん白鳥。ボクもこのまま応援してていいと思う。もしそこがうまくいかなかったら寧ろそれはAがアプローチかけるチャンスになるし」
だって伏見先輩の好きな人ってどう聞いてもAちゃんのことだし！
応援してるうちにAちゃんも気づくでしょ。
うんうん、この恋ちょっと意味わからないことにはなってるけど順調なんじゃない？
「ふふん、ボクがキューピットなんだから当然だよね」
姫宮先輩が自慢気に胸を張る。
「何の話？」
「なんでもなーい！」
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宝(プロフ) - あーるさん» コメントありがとうございます！弓弦お好きなの嬉しいです〜(*^^*)おもしろいと言ってくださってありがとうございます！応援もありがとうございます！最後まで走りきります (7月5日 20時) (
レス) id: 2151f87f60 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 弓弦の夢小説少ないので嬉しいです(;_;)すごく面白いです応援してます！ (7月4日 23時) (レス) id: cb84109612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝 | 作成日時：2023年7月3日 19時
