オフショット ページ14
「せっかくですから写真を撮りましょう」
「あ、わたし撮るよ」
「良いのですか？ありがとうございます」
司くんと伏見様のオフショットって需要がありそう。
うまく撮らないと。
花束を持って控えめながらも優しい笑みを浮かべる伏見様と店の名前が入ったフォトプロップスを持ってウインクをする司くん。
ああ、この2人本当にアイドルなんだなぁ。
「Aさんの写真も撮りますよ。伏見先輩と並んでください」
そう言われて2人で並んだのだが、妙な距離が生まれてしまった。
「お2人とももっと近づいてください。撮れませんよ」
笑う司くん。
ちらりと伏見様の方を見ると、伏見様はかたわらに置かれていた椅子を持ってきて、どうぞと示してきた。
ここに座るってことかな。
わたしが座ると伏見様はその隣に立たれた。
まるで家族写真みたいだ。
「撮りますね」
わたしのスマホの中に残った写真にロックをかける。
伏見様とツーショットが撮れる機会なんてそうそうないかもしれない。
わたしはぎゅっとスマホを抱きしめた。
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宝(プロフ) - あーるさん» コメントありがとうございます！弓弦お好きなの嬉しいです〜(*^^*)おもしろいと言ってくださってありがとうございます！応援もありがとうございます！最後まで走りきります (7月5日 20時) (
レス) id: 2151f87f60 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 弓弦の夢小説少ないので嬉しいです(;_;)すごく面白いです応援してます！ (7月4日 23時) (レス) id: cb84109612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宝 | 作成日時：2023年7月3日 19時
