【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ41)

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にゃあ！ページ41

守沢side

たまに急に抱きつくとこう、顔が赤くなる
照れ屋な所とかこう、なんて言うか…

｢見て見て、これ昨日買ったんだけど｣

｢凄い可愛い、どこで売ってたの？｣

可愛い！そうだ！それだ！
さっきの少し申し訳なさそうなAも
可愛かったし、いや、あんずも流星隊の皆も
可愛い後輩なんだがな！

頭を冷やしたくて外へ来てみたものの頭が冷える
所か暑くて溶けてしまいそうだ。

地面に照り付ける太陽光の熱が上からも下からも
来るもんだからさすがに変装しながら、だと大変。

あんず｢…あ、千秋先輩｣

守沢｢おお、あんずか！どうしたんだその大荷物。｣

あんず｢バスケ部のお手伝いで色々買い出しです。
後は斎宮先輩から頼まれた衣装の布とかAちゃんにご褒美とか、まあ本当色々ですよ｣

守沢｢そうか、俺も丁度学院に戻ろうと
思っていたんだ、半分持ってやろう｣

あんず｢なら、お言葉に甘えて。｣

スポドリ、そうか、そろそろ切れそうだったもんな
衣更が言ってくれたのか？
次から俺も気をつけなければ…！

袋の中身を見るとピンク色の袋に可愛らしい
赤いリボンで包まれたプレゼントらしき物が
見えた。

あんず｢Aちゃんと良く小道具の材料とか、イベントで配るお菓子だとかの買い出し来るんですけど

"いつ見てもあのコップ可愛い"
"けどカップル用だから手が出ない"

って話してたんです。
繋げると白猫と黒猫がハグしてる
絵になるんですよ。｣

あんずはAと良く行動することが多い以前に
仲がいいんだろうな、良くAの言葉に耳を傾けて些細な事で動こうと出来る。

守沢｢そうか、A喜ぶといいな！｣

あんず｢はい、私とAちゃんのお揃いって
周りに言いたかったって理由もあるんですけど
プロデュース科で女二人だし、それ故に凄く仲良くなれたし。

多分、出会ってきた中で私の一番の親友かなって
思うんです、たまに。｣

いい友達を持ったな、A。
そう思いながら空いてる手であんずの頭を撫でて
いい子と褒めれば照れ臭そうに
ありがとうございますと少し笑って返すあんず。

休み時間に許可なく外で出歩いていたと
バレたら怒られるだろうか。

守沢｢なあ、俺はあんずの買い出しの付き添いと言う形で外出した事にしてくれないか？
椚先生と蓮巳は怖くてな。｣

あんず｢いいですよ。｣