【あんスタ】猫被り女は元暗殺者【暗殺教室】 (ページ14)

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にゃあ！ページ14

？？？side

パーティーでAちゃんを見かけた。
ここは金持ちの交流会のようなものだから
びっくしりてしまったよ。

大方、あの金髪の女性の付き添いとかかな？
Aちゃんは人脈が広いなあ…

僕嫉妬しちゃうよ？

｢お兄様？｣

｢なんだい？｣

｢姫宮くんが呼んでいらっしゃいます｣

｢そうかい。ありがとう｣

_____________________

イリーナside

この会場の仕組みは防犯の為複雑に創られている。
て言うのは綺麗事に過ぎない。

本音は麻薬や臓器などといった
違法な売買をしやすい為に
犯人にわかり易い様創られたに過ぎない。

貴「今回ハニートラップ使いますか？」

イリーナ｢私とAがアイツらの興味を引く。
烏間と桃花が後ろから確保、なんて単純な作業よ
アイツは加村義寿(かむらぎひさし)って奴よ。
覚えときなさい｣

貴「なるほど」

出ていい、と言う合図で私が付けていた
指輪の宝石部分が赤く点滅する。

イリーナ｢すみません、私達道に迷ってしまって…
道、わかったりしませんかあ？｣

貴「も、申し訳ありません！」

顔をほんのり赤くさせ酔ったフリをした
アタシを支えて慌てるように謝るA

上出来よ

_____Aside

赤スーツの男は気持ち悪いほどに
ビッチ先生を見てニヤニヤしている

私は興味なしかいとどこか残念に思う((

加村義｢そんなに酔っていては危ない。
私の部屋に来なさい

そちらのお姉さんは…
私が会場まで送ってあげよう。
ここで待ってなさい｣

どうせ私には女の魅力などございません
はっはっはっ((

なんて内心少し涙する私。
まあ変な奴に絡まれなくて嬉しいけども…
けどもね！

貴「イリーナさん、…飲み過ぎですよ～」

イリーナ｢いいじゃないアズナ～っ｣

私に抱きつき離れないので
舌打ちして私を睨む加村義さん。

早くここから居なくならないと
取引先の人と遭遇してしまうかも知らないから。

加村義｢アズナさん、イリーナさん、
1度私の部屋においで。｣

イリーナ｢いいんですかぁ？｣

加村義｢ええ、行きましょう。｣

前方を歩き出した加村義さんを確認して
烏間先生と矢田ちゃんに合図を送る。

私の後ろから近づいてくる気配は
2人、矢田ちゃんと烏間先生。

足音を立てずに走ってくる2人の
真顔はかなり笑える

烏間｢加村義寿、確保だ。｣