月下獣さんは鬼狩りに「鬼滅の刃」

虎が２３匹 ページ24

Aside

A「ここ、みたいです…」

女の人「あの、ここに弟が…？」

芥川「すみませんが危険なので離れておいてください」

A「ﾎﾞｿｯ((太宰さんとか以外にも敬語を……意外っ……いや、成長したんだね…」←

芥川「快適な空の旅をお楽しみください」←

A「敬語で遠回しに『野郎、ぶっ飛ばしてやる！』って言わなくてええから」←

女の人「ん“ん“っ！！！」

二人「( ﾟーﾟ)」ｽﾝ……

芥川「…………日が暮れてきたな……出るぞ。」

A「タイミングがなんでこんなにいいのかなぁ……

あ、すみません、離れていてください」

芥川「羅生門！！」

A「あっ、羽織っ！！はいっ」(まさかっ)

芥川「羅生門！早蕨！」

呼吸が……できないのか！？

鬼「イッッッﾃﾞｪッ！！！、何ｽﾝだよ！！」

芥川「姿を現したか……羅生門！獄門顎！！」

それか、羅生門の方が単に扱い安いからか……どうなんだろー…

こんど、聞いてみよー

鬼「貴様ぁぁぁ！！さっきから俺の縄張りを荒らしやがってええええ！！

コレは俺の見つけた希血だ！！横取りは許さねええ！」

あ、多分鬼と勘違いされてるな？……芥川コレ、キレたな…ﾁﾗｯ

芥川「……………」(ヤバい殺気)

子供にとっては恐怖映像。

あっ！！弟！！助けるんだった！

鬼「血鬼術！！」

これ、有幻覚を操る血鬼術か！

芥川「…空間断絶………羅生門！連門顎！！」

アイツ弟に気づいてないのか！？助けないと！！

A「全集中！！虎の呼吸！弐ノ型！月下虎！！」

間に合え！！

芥川「っ！！」

手、掴んだっ！やった！！間に合った！！

芥川「避けろ！！A！」

A「え？……」

ふと感じる後ろからの殺気。

『虎の目！！』

弟を庇いながら避ける。

危なっ！！なに！？あの鎌みたいなの！？

有幻覚ってそういうもんなの！？

弟「お姉さんありがとうっ！怖かったぁー！！」

A「ほら、ほんとのお姉さんの方に行きな…あそこで待ってくれてるよ！」

弟「ありがとうございます！さようならっ！」

ばいばい……さてと、

芥川「……」

A「(*＾▽＾*)」

芥川「すまなかった」ﾎﾞｿｯ

A「…………。今回は許す。」

芥川「………」

鬼「ちきしょおおお！！なんでこんな奴らにいいいいい！！…」

コイツの匂い……音……

腐ってるな…………

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