第１３夜 ページ13
ーアリババsideー
煌帝国皇子の留学、シンドリア国王の淫行騒動にも落ち着きを取り戻し始めた頃。
俺とAは、剣術で手合わせをしていた。
貴方「はぁぁぁっ！！」
Aが振り下ろした槍を受け流し、俺はアモンの剣で斬りかかる。
Aの武器は不思議な形だった。
先端に刃が着いているが、その根元には青い水晶玉がつけられていて、杖の役割も果たしているらしい。
貴方「ぶっはぁぁぁ……また負けたぁ…」
杖を置き、その場にドサッと座り込んだ。
アリババ「…前にも言ったけどよ、お前…体力なさすぎだろ…ほんとに今まで旅してきたのかよ？」
全部魔法で切り抜けてきたんですー、とAが答える。
そこへ誰かがやってきた。
？「鍛錬の最中に失礼いたします」
アラジン「君達は…」
白龍「シンドバッド王の命を受けまして、御三方を探しておりました」
紅玉「私は付き添いよぉ〜」
と、紅玉が言った後、Aが口を開いた。
貴方「…誰？」
アリババ「あれ、あそっか！お前はまだ知らなかったよな！」
白龍「煌帝国第四皇子、練 白龍です」
紅玉「私は第八皇女の練 紅玉よぉ、よろしくねぇ、貴方はぁ？」
貴方「僕はA。よろしくね！」
と言ってニコッと微笑んだ。
白龍「…『三人の下についてともに行動し、彼らから学べ』と。今日からよろしくお願いします」
アリババ「え？」
貴方「賑やかになるねぇ」
俺は差し出された白龍の手を握る。あれ……何か、睨まれてる？
紅玉「ちょっと…
バルバットではお互い散々色々あったけれど…今はひとまず休戦すべきではなくって？」
アラジン「そうだね…」
アラジンもコクッと頷いた。
アラジン「喧嘩しても何にもならないし…シンドバッドおじさんに迷惑かけたくないしね！」
紅玉「そうよ。あの時のことは水に流して…仲良くしましょう！」
お互いは仲良く手を取り合った！
ギュムムムムム…
ググググ…ギリギリィ…
アラジン「痛いじゃないかっ！！！」刺さってる！！！
紅玉「そっちこそ痛いじゃないっ！！」
血管が浮かぶほど力強く握ったアラジンに対し、長い爪をアラジンの手に見事突き刺す紅玉…。
痛いしい…。
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北狐(プロフ) - ヤノナトりうむさん» おいっス！頑張ります！ありがとう！((キラキラ (2014年6月28日 15時) (
レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
ヤノナトりうむ(プロフ) - 面白いっすね！これからも頑張ってくださいっす！ (2014年6月28日 15時) (レス) id: 17c1b07926 (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - 進撃のティトス・アレキウスさん» お久しぶりっス！なんか、うち返事すんの忘れてたみたいやね…汗 もしよかったらまたトークしよー！ (2014年6月21日 14時) (レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
進撃のティトス・アレキウス - 影狼さん» 何にするんですか？ (2014年2月17日 7時) (レス) id: 5082980ee7 (このIDを非表示/違反報告)
影狼(プロフ) - 進撃のティトス・アレキウスさん» とりあえず変更しよう…。 (2014年2月14日 18時) (レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北狐 | 作成日時：2013年11月28日 15時
