検索窓
今日:36 hit、昨日:10 hit、合計:426,292 hit

21 ページ21

.








『お腹すいたぁっ!』

「飯食うか」

『かき氷たべるっ』

「飯食ったあとな」






やっと腹減ってくれたか

俺序盤で全然海から出たかったわ。


風邪を引かないようにしっかり拭いて

上にTシャツ着させて海の家に向かう。






「何食いたい?」

『ポテトっ!』

「ちゃんとした飯も食わないとだめ」

『じゃあ、焼きそばっ!』







俺は適当につまんでればいっか。

飯を買って席につく。

やたら見られんな〜、まあ俺反社だし。









モブ


「ね、あの兄弟顔面えぐくない?」

「わかる。結構歳離れてるぽいよね」

「つか私さっきも見つけてたんだけど、弟くんがお兄ちゃんが一番かっこいいって言ってて。その後兄何て言ったと思う?」

「サバサバしてそうだし、ありがと。とか?」

「兄ちゃんもお前が1番可愛いと思ったわって」

「えぐ」








『はるちよお兄ちゃんかき氷買ってくる』

「兄ちゃんも行く」

『すぐそこだから大丈夫っ!お金ちょーだいっ!』





まあ、目の前だし。大丈夫か



ソワソワしてかき氷を買う弟を眺める。

マジ天使かよ

他の奴ら猿にしか見えねーわ。





メロン味のかき氷を買えたらしくて

こっちに戻ってくると

若い男共がぶつかって来てかき氷を落とした。

クソ、あいつら。





「あ?ガキ邪魔だよ」

『ご、ごめんなさいっ』





あーやべえ、殺してえ。





「おい、てめぇが今ぶつかって来たんだろ?」

「は?」

「謝れ。」

「何でだよそいつが邪魔なのがわりーんだろ」






あ〜ここじゃなかったら即殺ってたのに

まあ、少しぐらいいいだろ


俺はそいつの首を掴んで力を入れる








「かっ、」

「俺の弟に謝れ。じゃねーとまじで殺んぞ」

「わか、わかったから、はぁはぁっ」


「わ、悪かった…これかき氷代…」







そう言ってAに頭を下げ金を渡すと

すぐさま消えてった、ゴミ野郎が。








『ごめんなさいっ、ぐすっ』

「Aは悪くねーから。新しいかき氷買って食べよ。な?」

『うんっ』

「兄ちゃんも食べたくなってきたからさ、メロンとイチゴ買う?」

『うんっ、そーするっ』









周りのモブ


「え、やば、惚れた」

「てかあの人ってよくニュースでやってる犯罪組織の梵天の人じゃない?」

「さっきの男確実に死んだじゃん」

「つか弟くんに甘々なのたまんね〜〜〜」

「わかる〜〜」

22→←20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (718 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1742人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

一尺八寸一犀 - ンンッ…可愛い///主人公君好きです!ああ〜春千夜君も可愛い〜…。とても素敵な作品でした!!これからも頑張ってください!応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (8月23日 10時) (レス) @page49 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
ムー - 9 の最後のママ友のやつ笑いました(笑)苦労人になってるハルチ新鮮で面白かったです! (2023年1月16日 23時) (レス) @page9 id: 812daaa6d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - この話今まで見てきたやつの中で一番好きです。何度も見に来ちゃいます( ; ; ) (2023年1月9日 1時) (レス) id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷さん()(プロフ) - え、ヤバ。尊。 (2022年11月5日 16時) (レス) @page47 id: 6286f41068 (このIDを非表示/違反報告)
ねここ(プロフ) - 短編集見てみたい!えちえち待ってますよ (2022年2月13日 18時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mmmm | 作成日時:2021年7月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。