薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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『〜〜〜♪ふ〜ん♪』




何でこんなにAの機嫌が良いのか

それは夏休みが始まったから

そんで、今日は海に連れてくから




梵天はやたらAに甘くて(特にボス)

Aがボスに夏休みが始まったと話すと

無理やりにでも休暇を取らされた。





｢三途、この休暇の意味はわかるよな｣




とか言い出して

いや、まあ、もちろん可愛い弟ですよ？

行きたい所にはどこにでも連れてくけど。







｢タオル、替えの服、浮き輪、日焼け止めと…おい、スコップとバケツも持ってくのか？｣

『うんっ、砂でも遊ぶから！』

｢はいよ｣






準備も出来たしそろそろ行くか

夏休みだし人も多いんだろうな、おえ。

あ、その前に







『日焼け止めー？』

｢そ。焼けて痛いって泣くのはお前だからな｣

『む。泣かないし！』





あとは俺色白が好みだし。









海に着くとまあ、人が多いわけよ

ビーチテント持って荷物もって場所取り







ビーチテントを組み立てて、浮き輪膨らまして

スマホと金を防水ケースに入れて

海に入る準備は出来た。







『はるちよお兄ちゃんっ、入ろ？』

｢ん｣






左肩に浮き輪をかけて、右手にはA

ガキが多いけど俺の弟が断トツで可愛いだろ。

見てみろよ。



このぱっちり二重のでっけぇ目

長くて多いまつ毛

ちっちゃくてぽってりした口に

色素の薄い髪の毛と体


優勝だろ。








『はるちよお兄ちゃんがいちばんかっこいいな…』

｢は？｣

『ふふっ、色んな人いるけどぼくのお兄ちゃんがいちばんだなって思ったの！』






俺らめっちゃ兄弟かよ。







｢兄ちゃんもお前が1番可愛いと思ったわ〜｣

『うれしいっ！！』

｢入るか｣

『うんっ！』








Aに浮き輪をはめて少し奥の方まで連れてく

パシャパシャ泳いでんの可愛すぎだろ

写真撮ってボスとクソカス野郎共に送ろ









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｢わ、兄ちゃん！Aの写真来た！やべえ可愛い｣

｢俺も一緒に行きたかった〜〜。マイキーなんでみんな休みにしてくれなかっだだよ〜｣

｢……悪い｣

｢おいあんまマイキー責めんなよ｣

｢いいから仕事しろ｣

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