【おそ松さん】狐の呪い3【妖怪松】

第98話 ページ18

ーーおそ松sideーーー


ピンポーン



インターホンが鳴った。



トド「？！

帰ってきた？！」



一「……やっぱり、帰ってきたんだよ……！」



カラ「ちょっと見てくるな。」



カラ松がそう言って玄関に行った。



しばらくしてカラ松が戻ってきた。



カラ「おそ松、Aが来いと言っている。」



おそ「……今行く。」



玄関に行くと、Aがいた。



何故家に上がらないのかは分からないが、とりあえず話をきくことにした。



A「……おそ松。」



おそ「……なんだ？」



A「椅子かなんか登れるのある？」



おそ「……？

脚立ならあるけど…何に使うんだ？」



A「いいから出して。」



おそ「…………は？」



さっきから気になっていたAの持っている袋に目を落とす。


袋の中には、ロープが入っていた。


……まさか…


じさつしようとしているのか…？！



A「……早く。

時間がないの。」



おそ「……お前、


そのロープはなんだ？」



A「…………っ」



おそ「まさかとは思うが……


じさつする気じゃないよな……？」



A「……そうだよ。」



おそ「……！


今すぐロープを渡せ。」



A「……嫌。」



ブチッ



おそ「いい加減渡せよっ！！！！」



俺が怒鳴るとAは怯むどころか顔つきが怒りの方向へ変わった。


その隙にロープを奪おうとした。



すると。



Aは小型ナイフをポケットから取り出し、俺の首元に刃先を向けた。



おそ「くっ………！」



A「……いい？これ以上抵抗するんだったら首を切り落とす。」



おそ「なん……で……だよっ………」





NEXT？ーーーーー→

第99話→←第97話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す