警視庁捜査第八課の新米刑事ちゃんの名推理。 【 黒バス 】

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-高尾 side-




俺達は、面通しの部屋でAちゃん達が取り調べをするところを見ていた。







高尾「Aちゃん、何かわかったんすかねー」




伊月「どうだろうな。でも、さっきハッとした顔をしていたから
何かわかったんじゃないか………!!


君のハットにハッとした!キタコレ!!」




笠松「5点だな」



日向「3点」



黄瀬「何かサムいっスよ……」



高尾「言いたい放題wwwwwww」






.


-宮地 side-



簡単な聞き込みは一課が終えたらしいけど、取り調べは俺達がやる。



……簡単な聞き込み、なぁ…



取り調べの時、入ってきた警察官に渡された資料を読みながら

どんどんと取り調べは進んだ。




死亡推定時刻は昨日の午後2時〜5時か。




伊月だったら、もっと絞り込めるのにな。






虹村「樋渡ミツキさん、あなたはこの事件の事を知っていますか?」




樋渡「いえ、今さっき警察の人に聞かされて知りました。
……とても残念です」




虹村「……貴方と被害者はどういった関係だったんですか?」




樋渡「ショウは、元恋人です」




宮地「………なーんか怪しいな」



ぽつりと小さな声で呟いた俺の言葉に


Aが反応する




「何がですか?」




宮地「なんつーか………刑事の勘っつーか」




「そういうものなんですか?


……あ、それと私解けました。この事件」




宮地「マジで、すげーな……………って、ハァ!??!?!?!」




虹村「おい宮地うっせーぞ」




宮地「わ、悪い……」




「今はちょっとあの人が怪しいと思ってるので黙っておきますが………」



宮地「ボロが出るまで待つ作戦な、了解」






虹村「で、貴方は昨日の午後2時〜5時は何処に居ましたか?」




樋渡「私を疑っているんですか?!

……その時間なら、ずっと近くの喫茶店に居ました。
店長に聞いてもらえればわかります」




虹村「おい、それは本当なのか?」




警察官「あ、はい。先程、その喫茶店で聞き込みをした奴から
そう連絡が来てます。

店長だけでなく常連客からも樋渡さんを見たという証言がありますし」




虹村「白か……」





宮地「おい、どうすんだA。コイツ、完全に白だぞ?」



　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　


「そんなアリバイ、必要ありませんよ。樋渡さん」

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