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伊月「…何しに来た、黒子」




黒子「そんなに邪険にしないでくださいよ。
ボクとしては、八課と仲良くやっていきたいタイプなので。



……というか、あの状態の七課に居るのは疲れます」




黄瀬「黒子っち……」




黒子「ということで、こっそりミスディレクションしてきました。
これ、現場に入るための証明書みたいなものです。


今、現場は七課の人しか入れないように鍵を閉めているので。
この証明書と…鍵を渡します。







七課の皆を、変えてください」





.


.


.




黒子さんは、『バレたらボクの首が飛んじゃうので』と
すぐに七課に帰っていった。




私たちは、黒子さんにもらった鍵と証明書を持って再び現場に訪れた。



今度は、八課メンバー全員(+黄瀬くんと日向先輩)。







笠松「よっし、じゃあ現場検証と行くか」



虹村「まあ、もしかしたら結構七課に証拠をとられてるかもしれねーけど。
それでも、俺達で見つけられるものは回収してくぞ」






「「「「ウス!!!!」」」」







遺体は、流石に片づけられていて

恐らく七課の誰かが司法解剖をしているんだと思う。


その代り、白いヒトガタのテープが張られていた。




「さっき来たときは、遺体とその下の床が濡れていたんです」



森山「成程…」



現場写真と見比べながら森山さんは何かを考えている。




私も、何か見つけないと。







氷室「Hey、だれかこっちに来てくれるかい?」



「どうしたんですか、氷室先輩」



氷室「ちょっと面白いものを見つけてね、この箱なんだけど………」



「この箱ですか…?」



氷室「そう。ちょっと不思議なにおいがしないかい?」



「におい…?」



氷室先輩の持つ箱に顔を近づける。



「なんか、炭酸っぽい…」



伊月「炭酸?」



近くで鑑識をしていた伊月先輩も来る。



氷室「ほら」



伊月「………これ、もしかしたらドライアイスかも」




「どらいあいす……」



氷室「dry ice……どうしてここにあるんだ?」



伊月「何かを冷やしていたのかな…?」




「冷やす?」





ドライアイス……箱…冷やす…………?

 #2016/08/26 図を追加→←前ページ



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設定タグ:黒バス , 警察 , 推理   
作品ジャンル:ミステリー
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まにゃみ(プロフ) - すごい...凄すぎますよ!!!事件などもリアルで...ホームズちゃんのキャラとかも好きです!私も硝子さんみたいなすごい小説かけるようになれたらなぁ…硝子さんは私の憧れです! (2016年11月23日 14時) (レス) id: 00e5fa046c (このIDを非表示/違反報告)
luna(プロフ) - 図書室ではなく図室室になってますよ (2016年11月19日 21時) (レス) id: 805c679c69 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちほっぺ(プロフ) - 透明 硝子。さん» めっちゃ凄いです!、、、私もホームズちゃんみたいな頭の良さ欲しい、、(´・ω・`)ショボーン (2016年11月6日 15時) (レス) id: 28f995afcf (このIDを非表示/違反報告)
透明 硝子。(プロフ) - ‡setokano★黄瀬灰崎愛し隊No.0‡さん» わあああああ!!毎回コメントありがとうございます(*´∀`*)!!そして再びミス……申し訳ない!指摘ありがとうございます!!!修正いたしました!!また、説明がわかりやすいと言っていただけて良かったです!(ノ*'ω'*)ノ更新頑張ります!! (2016年11月6日 13時) (レス) id: 2cdeca8909 (このIDを非表示/違反報告)
‡setokano★黄瀬灰崎愛し隊No.0‡(プロフ) - 本編じゃないんですけど、続編とツイッターのお知らせの所、またハチケイがケイハチになってます! (2016年11月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 20e66ae414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:透明 硝子。 | 作成日時:2016年8月19日 15時

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