警視庁捜査第八課の新米刑事ちゃんの名推理。 【 黒バス 】

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「七課って、何ですか……?」




虹村「警視庁捜査第七課。



……お前と同じ年齢の奴らがそろってる。
腕は確かに良いが………犯人逮捕のためなら手段を選ばない」




『八課に言われたくはないのだよ』


『貴方は………』




「け、警視庁捜査第八課!


中山Aです!!」




黒子「貴方が八課に入ったっていう……



ボクは黒子テツヤです。捜査第七課、主に鑑識を担当しますね」



手を差し出されたので、握手かと思って自分もおずおずと手を伸ばすと

その手を伊月先輩がとった。




伊月「A、現場を調べるよ」



「え、あ、ちょっと……?」



―――ｶﾞｼｯ



「!?」




『出しゃばらないでくれるかな、八課』




赤い髪の人が反対側の私の手を掴んで言う。




「えっ、一体どういう状況……」




赤司「手荒な真似をしてすまないね。

僕は、赤司征十郎。君を七課にスカウトしたいのだけど」




「は……」




虹村「赤司、いくらお前だろうとそれは許さないぞ。

Aは、ウチの八課にとって必要な人物だ」




赤司「それを宝の持ち腐れ、って言うんですよ。虹村警部補。

中山Aの活躍は聞いています。ここは、七課に引き渡すべきだと思いますが?」





……何で、こうなってるの…?





.



.





あの後、笠松警視が宥めてくれて
何とか喧嘩になりかけるのを抑えることはできた。






赤司さん、黒子さんの他には緑間さん、青峰さん、紫原さんが居るらしい。







黒子「…さて、その証拠品を渡してもらいましょうか」



「え、でもこれは伊月先輩に…」



青峰「あー、そーいうのメンドっちぃ。

いーから貸せよ」



「うわ、ちょっと!!!やめてください!!」



青い短髪の…確か青峰さんが私の手の中にある銅線を奪おうとする。


ダメだ。これは伊月先輩が………




伊月「やめろよ青峰。


いくら七課とはいえ、手荒な真似をするような奴に渡したくはない」



青峰「……ﾁｯ」




高尾「てかさー、真ちゃんもホンｯトに相変わらずだね〜?
今、俺さ周辺の聞き込みから帰って来たけど



……一課全員、追い出したっしょ?」



「!?


何で…!!」



緑間「フン、このくらいの事件は七課だけで十分だと思ったからだ。
わかったなら八課も出ていくのだよ」




高尾「こーればっかしは、いくら真ちゃんの頼みでも無理かなぁ〜?」






え、っと………七課って結局何者なの…?

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