警視庁捜査第八課の新米刑事ちゃんの名推理。 【 黒バス 】

▼　警視庁にとって ページ12

笠松「マル暴取り押さえの捜査会議を開くそうだ」



虹村「うっし、A行くかー」




「あ、はい!!……って、え?


笠松警視や皆さんは行かないんですか?」




虹村「笠松は、女性が苦手だからな。後の奴らは、まー言っても来ねぇの」




「えぇ……」




虹村「まー、そりゃそうなんだけどな。ウチ、一課と結構仲悪いし」




「そうなんですか?!」




氷室「まあ、Aちゃんが行くなら俺も行こうかな。久々に一課と顔合わせってことで」




「????」







そこまで仲悪いのかな。一課と。









そんな疑問は、捜査会議に参加してすぐに納得した。




.


.




虹村「遅れましたー」



氷室「I'm sorry」




「(遅刻したのに緩くない!?)お、遅れてすみませんでした!!!」





捜査会議は、だいぶ進んでいたようで見事に遅刻した私たち。



周りの視線が痛いのは、遅刻したせいだよね……。






『トロい。何をしていたんだ八課』



「え…」



『さすが、八課。謝る気はゼロだな』








何、これ………





謝罪の言葉を述べただけでは、許されない社会なのは痛いほどわかっている。



だけど、これはあまりにも酷い。





『さっさと座れ』





皆が皆、冷たい視線でこちらを睨む。





時々聞こえる『中山も可哀想だよなー』とか



『八課の奴らは今日も全員そろわずってとこ?』という罵声のようなもの。







……一体、どういうこと?

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