復讐、開始。 ページ1
部屋から出る。
「どっから壊そうかなぁ……」
今頃皆食堂か購買に集まってるのかな。
ジャミル「A待て!!」
「あれ、まだいた?」
ジャミルはリドルを抱えていた。
リドルの傷は、まあそこまで酷くない。
思いきり頭ぶつけさせたつもりだったけど、魔法でクッションでも作ったのかな。
ジャミル「こっちに来るなって言っただろう!!」
「は?なにそれ。確かに言われたけど、どうせその場で思い付いただけの言葉でしょ?」
私は指を動かすとマフラーの手が飛んでいく。
手足みたいに簡単に動くな、これ。
便利だな。
さっさと行こうか。
食堂の大きな扉を『手』で吹き飛ばす。
*「うおわっ!?」
*「ひいっ!?」
*「A………!?」
近くに人が居たみたいでそいつらも吹き飛ばす。
「邪魔」
食堂に入ると、皆化け物を見る目で私を見る。
「皆ー、私をいじめて楽しんでたよねー?」
手を振り上げると化身の周りに浮く大小様々な鏡から血のような赤い槍や斧が出てくる。
「今度は私の番!!だからさぁ、楽しもうよ!!」
今までの私だったら考えられないくらい、テンションが上がっていた。
もうどうでもいい。
この苦しさが高揚に変わっていくこの感覚が、楽しくて愉しくて、仕方がないんだよ!
周りは混乱でごたごたになる。
知ってるよ、人間っていうのは正しい反応が出来るやつは一割、出来ないやつは三割。
そして、咄嗟のことで反応できないのが七割なんだって。
確かにその通りで、傍観する人間が結構いる。
立ち向かって来るのは、
リリア「やれやれ、お主………やっぱりダメじゃったのか…」
「リリア先輩か……」
リリア先輩は私は攻撃をかわす。
「(……あ、『手』が絡まっちゃった)」
リリア「おりゃ!!!」
魔法をモロに受けて私は壁にめり込む。
リリア「シルバー、セベク!!お主らは避難誘導じゃ!」
シルバー「はい」
避難誘導?
リリア「少し痛いが我慢せい」
………そんなことされたら、
「楽しみがなくなっちゃうじゃん」
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輪切りナタデココ - しゃけさん» ありがとうございます!続編書いたのでよろしければどうぞ! (2021年1月2日 17時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ - 初コメ失礼します!もう、、、好きです(唐突)泣きますねこれ、、、パソコンの前で一人突っ伏してます()今後も楽しみにしてます! (2021年1月2日 15時) (レス) id: 582fe3c907 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 輪切りナタデココさん» アッ(さーせん)ウッス (2021年1月1日 22時) (レス) id: 023bb29577 (このIDを非表示/違反報告)
輪切りナタデココ - ゆゆゆさん» あらゆゆゆさん。コンパスの方はまだかしら?(見てくれてありがとうございます(土下座 (2021年1月1日 21時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - え、なt……ナタttデココさん!??(日本語大事)いや待ってあのう、(?)これずっと見てて(?)なんかもう夢主ちゃんの思いが辛すぎて(?)いや…え、あ大好きです(????????)泣いてます。悲しすぎて(話が)ありがとうございます(?) (2020年12月30日 1時) (レス) id: 023bb29577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:輪切りナタデココ | 作成日時:2020年12月12日 19時