信じない107 ページ9
リコ「分かってるわね火神君。
ここからは勝つか負けるか…正真正銘のガチンコ勝負よ。
勝て火神!」
火「おう!!!」
今「青峰…一つ気になっとんたんやが…さっき言うとったやろ…火神のゾーンが深くなっとるって…あれは一体どういう意味や?」
青「あくまでイメージの話だ。ゾーンに入る時、デカイ扉を開ける。開けると水の中にいて…集中力が増すほど深く沈んでいく。そのまま沈んでいくと底に着く。それがゾーンに入った状態。自分のパフォーマンスを余さず全て引き出せる。
だが、更にもう一つデカイもんがあって、その扉の前には顔の見えない誰かが二人立っている。門番のように…」
桜「じゃあもし…その扉を開けたら?」
青「さぁな…俺もその扉を開けた事はねぇ。だが確信はある。その扉の先はゾーンを超えたゾーン。
火神が赤司に勝つ可能性があるとすれば、第2の扉を開ける事だ」
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「「「!?」」」
伊「(嘘だろ…!?この位置でもう赤司の守備範囲!?)」
すると伊月先輩のボールは赤司にスティールされた。
大我はすぐカウンターの方に進む赤司の前立つ
木「火神!」
火「(集中しろ!しがみついてでも取れるんだ!)」
赤司はアングルブレイクで大我を転ばせた
火「こんの!」
耐えた大我だが二度もアングルブレイクに転ばされ、赤司はシュートを放った
赤「滑稽なあがきだ…お前でそこで這いつくばっていろ」
みんな…赤司を見て唖然としている
実「征ちゃん…」
赤「DFの時、スリーには警戒しておけ。お前達でもそれぐらいはできるだろ」
実「そんな…」
葉「赤司!」
赤「別に期待はしていない。出来なければそれが僕がやるだけの事だ」
OFにしろDFにしろ、とにかく最大の驚異は天帝の目だ。赤司にもう味方を頼るつもりないだとしたら、誠凛と桐皇のやった状況を似てる。
ゾーンに入った者同士の戦い
あの時はほぼ牛角だったが、今は赤司が完全に圧倒してる。
相手の動きを見てから動く反射では予知を超える事は出来ない。
火「ハァ…ハァ……(クソ!出来ない…どうやっても…今の俺じゃこれ以上のプレイは出来ない!
ゾーンに入って…今の俺は水の底まできてる……けど、そこに見えてる新しい扉が…どうしても開けられない!前にいる奴らをどかさなきゃ…待ってるだけじゃ絶対開かない!どうすりゃいいんだ…どうすりゃ…)」
A・黒子「大我/火神君」
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作者名:わー | 作成日時:2016年8月12日 18時