。+。第五十五話。+。 私は青くて、幸村さんは真っ赤!! ページ10
貴女side
ギュッと瞑った目をゆっくりと開くと、私の下には幸村さんが居た。
『っ!!ゆゆゆ、幸村さんんんん!!ご、ごめんなさ・・』
バッと幸村さんの上から退いて半泣き状態で“超必殺技☆土・下・座”をすると、彼は寝たまま私の髪を優しく触った。
「・・怪我は、ございませぬか?」
『はいっ!幸村さんが助けてくれたから・・!』
「それは良かったでござる。・・某の方こそ、申し訳ございませぬ。
二槍をこんなところに置いて、A殿に怖い思いをさせてしまい・・」
『いえっ!幸村さんは何も悪くないですよ!!』
「・・A殿は、優しゅうございますな・・」
『そ、そんなこと・・』
私は幸村さんの顔を覗き込みながら話すと、彼は私の頭を優しくゆっくりと撫でてくれた。
・・幸村さん、超良い人だァァァァ・・!!
と、思うと、私は自然と頬が緩んで微笑んでしまった。
すると幸村さんもフッと笑ってくれた、が、そこでハッと気づいた。
・・今ここには、お館様と政宗さんと佐助と こじゅさんが居るんだった・・!!
完全に二人の世界に入ってしまった私はバッと四人の方を見た。
「・・ひゅう♪旦那ったら大胆なんだから〜」
「とうとう幸村にも春が来おったか・・!」
「Hey!A!!今すぐ離れてこっち来い!!
・・絞めてやるよ!!」
「政宗様、ご自重なさいませ。・・A、はしたないことをするなと言っただろ・・?」
皆口々に色んな事を言って、私は顔がサアァっと青くなり、幸村さんは反対に真っ赤になった。
「さ、佐助!何を申すのだっ!!おおおお館様までっ・・!!」
『ご、ごめんなさいィィィィ!!
でも、私がこうなったのって佐助のせいですよねェェ?!』
「俺様に罪なすりつけたっ?!」
「問答無用。・・覚悟しろよ・・!」
「・・Are you ready??」
『ふっ、ふぎょああァァァ!!(泣』
私は(多分)悪くないのに双竜にキッチリ絞められ、政宗さんに絞められてる時、彼の腹筋をグッと触ってみた。
・・・おお!!?こっ、これはッ・・・・?!
。+。第五十六話。+。 腹筋、強さ??・・どっちもヒツヨウ!!→←。+。第五十四話。+。 私でキャッチボール的なことすんなやァァ!!
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時