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。+。第八十七話。+。 俺の時代がきた・・!!(←馬鹿) ページ44

政宗side




Aを攫ってる奴を追いかけている俺たち。




こんな事になってしまったことが悔しくてギリッと歯を噛み締め、

俺は馬の速度を上げ、それに合わせて小十郎も速度を上げた。



Aは、もうすぐそこだった。




それに気づいた奴は、自分等も速度を速くした。


また距離が開いてしまい、チッと舌打ちをして フと前を見ると、

もうすぐ上にあげられてしまう橋があった。


それに気づいた奴はチャンスだと思ったのか、ブワっと跳んだ。






「Shit!!」 「チィッ!!」



『きゃ・・!!・・政宗さん!助けて!!』



「跳べ!!心配すんな、俺が受け止めてやっから!!

・・A!Come on!!!」






俺が馬を走らせながら腕を開いてそう言うと、Aはジタバタと暴れて奴から逃れ、

キュッと口を絞めて心を決めると、俺に向かって跳んできた。






「げっ!逃げられた!!」



『うきゃあァァァァ!!怖ェェェ!!・・政宗さん!!』


「・・Aッ!!」






Aを もう離さないと言わんばかりにギュウッと力強く受け止めると、

俺と小十郎は馬を停止させ、その場に降りた。


俺はAの肩を抱き寄せ、刀を抜いて遠くの奴の方に向けると、左目をギラつかせた。






「Ha!!この俺のモンを簡単に奪えると思うなよ!!

・・次、Aを泣かせるようなことがあったら、どうなるか解るよな?」



『ま、政宗さん・・・』



「・・それくらい俺だって解るさ。・・A!次は絶対連れて行くから!!」


「Ha!やれるモンならやってみやがれ!!」



「・・ハァ・・A、大丈夫か?」


『二人が助けてくれたから、大丈夫デスヨ!』


「そう、か・・」







小十郎は優しく微笑してAの頭を撫でた。



・・ちょ、何で良い雰囲気になってんだ?

最後に決めたのは俺だろうが!



と、思っていると、Aは俺を見上げてギュッと抱きついてきた。



・・ついに俺の時代がきた・・!!(←馬鹿)







『・・政宗さん、また迷惑かけちゃって、すみません・・。

あと、ありがt・・?!』



「きゃあ!さっきのお侍さんよ!」

「やっと見つけたわ!」



『・・あ・・?』







Aが言いかけた(良い雰囲気の)時、キャアキャアと騒がしく女共が俺に駆けて来て、

Aをドンと押して退かすと、俺の腕にくっついてきた。




・・・ヤベェ!!コイツら、さっきの・・・!!

。+。第八十八話。+。 ちょっとだよ?!ちょっとだけだもん・・。→←。+。第八十六話。+。 もう!私ってば泣き虫すぎるぅぅ!!



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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年2月9日 20時

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