。+。第八十四話。+。 切羽詰まり マクリスティ! ページ41
政宗side
「チッ・・!報はまだ来ねェのか!!」
今まで大人しく政務をやっていたが、報があまりにも来なくてガンっと机を叩いた。
・・何所の軍だ?何のためにAを・・!
イライラして待ちきれなくなったため、外で報を待つ小十郎たちの元へ向かった。
***
「・・政宗様、何故ここに居られるのですか?早く自室に戻って政務を・・」
「・・何故って、お前は馬鹿か?
・・・Aが心配だから、ここに来てんだろうが」
「小十郎とて同じ気持ちにございます。
なれど、貴方様はやるべき事を・・」
イラッときて、俺はガッと小十郎の胸倉を掴んだ。
「・・お前はAより政務の方が大事だって言うのかよ!!」
「そうではございませぬ!!ただ・・」
シュッ!グサッ!!
「「?!」」
小十郎が言いかけた時、何処からかクナイが放たれ、地面にグサッと刺さった。
きっと、忍の仕業であろう。
・・いつもなら忍の気配くれェ、簡単に気づくのに・・。
どんだけ切羽詰まってんだ、俺は。
自嘲気味に笑うと、小十郎の胸倉をパッと放して クナイを拾い、
それに付いていた文を開いて見てみた。
―――
どぐがんりゅう。
あなたの たから・・“おうしゅうのおんりゅう”は、
えちご、うえすぎぐんで あずかっていますよ。
―――
「一体何処の者が・・」
「・・小十郎、今すぐに馬の準備だ。越後に向かう。
・・・Aはそこに居る」
「!! はッ!!すぐに支度を!!」
**
――小十郎に馬の準備をさせ、その間に俺は身支度を済ませて、馬に跨った。
「・・Ha!!!」
Aを救うべく馬を走らせ、小十郎と共に越後へ向かった。
**越後では・・**
「・・謙信様、かすが戻りました。独眼竜はこちらに来る模様」
「よくやりましたね、かすが。Aたちにも、つたえておきましょう」
「(あァッ・・!!謙信様ァッ・・!!)」
謙信はフッと笑ってかすがの頭を撫でると、自室から出、A達のいる客室に向かった。
***
「A、けいじ。どくがんりゅうが・・」
戸をあけながら言うと、そこには誰もいなく、謙信は驚いた後に少し笑って
これは慶二の仕業だと悟った。
「まったく、こまったものですね・・。
・・すきにさせてやりましょう」
一人そう呟くと、部屋からスッと出て行った。
。+。第八十五話。+。 プッツン キレちゃうZO☆→←。+。第八十三話。+。 私の話を聞けェェェ!!(頼むから!!泣)
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時