。+。第五十話。+。 お面の上から、チュッ?! ページ5
貴女side
怖くて目をギュッと瞑った。
政宗さんと真田様と こじゅさんの声が空に響いた。
・・友達なのに、私斬られんのォォ?!
あのデッカイ手裏剣で斬られたら、痛いじゃ済まないってェェ!!
と、思っていると、私の身体に感じたものは痛みではなく人の温もりだった。
『・・え・・?』
不思議に思って目を開けると、私は佐助の腕の中に居て、彼は目を細めて笑っていた。
・・こ、これって抱きしめられてんだよね?!
何で私?!え、ええええェェェ?!
心の中で(多分表にもでてた)テンパると、佐助はソッと優しく私にお面をつけた。
『さ、佐助・・?』
訳が分からなくて見上げながら彼の名を呼ぶと、お面の上からオデコにキスされた。
『ッ・・?!さ、佐助ェェェ?!
い、一体ななな何をしているのかなァァァ?!』
皆の前で、友達なのにキスされた という、キモチと羞恥から顔が熱くなった。
佐助の腕の中で五月蠅く問うと、彼は私をからかうように笑った。
「ふふん♪Aってばウブぅ〜。
いつも五月蠅くて馬鹿だけど・・照れてるとこ、可愛いじゃん!」
『それって、褒めてるの?!けなしてるの?!
ってか、離してよォォォ!!』
「はいはいっと。・・ん?旦那、お茶なくなってんじゃん。
俺様、取って来るから待ってて〜」
シュンっ!
佐助は私をパッと離して、私にお面をつけたまま真田様のお茶のおかわりを取りに行った。
残されたのは、茹でダコのような私と、茫然とする三人。
暫く何とも言えない空気がながれてると、真田様がハッとして私に土下座した。
「・・A殿ォォ!!某の部下が不埒なことをしてしまい、申し訳ござらぬ!!」
『い、いえいえ!驚いたけど、大丈夫です!・・頭上げてください!!』
「A殿・・ありがとう、ございまする・・」
「H、Ha!!A、少しの時間であれだけ出来るようになるとは、中々じゃねェか」
『あ、ありがとうございます!!』
「というか、お前・・いつまで面なんか被ってんだ」
『女はいつでも面被ってるもんですよ!』
「おっ、上手ェじゃねェか。
・・じゃねェよ!早く取れ!!」
『ちょ、やめェい!!』
・・やべっ!取られるぅぅう!!
私はグググっと政宗さんにお面を引っ張られた。
。+。第五十一話。+。 何と愛らしい…‥hshs←→←。+。第四十九話。+。 アッ、安●センセェェェェ!!
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時