。＋。第八十三話。＋。 私の話を聞けェェェ！！（頼むから！！泣） ページ40
貴女side
「ねえ、Aは独眼竜の事が好きなの？恋してる？？」
・・いきなり何だコイツは・・。
私はハァと一つ溜息をすると、彼を見た。
『・・何でいきなり そんなこと聞くの？』
「いや、気になったからさ！普通毎日一緒に居たら、好きになっちまうもんだろ？」
『それはねェわ。・・じゃあ、慶ちゃんは私と毎日居たら、私を好きになる？』
彼がチンプンカンプンな事を言ったため、私はジッと見上げながらそう問うた。
・・毎日一緒に居て恋に落ちるとか、どんだけ単純なんだ バァカ！
私の場合(政宗さんもだと思うけど)、そんなことで恋になんか落ちやしない。
彼は驚いた顔をした後、すぐにニッと笑って、私の顔に自分の顔を近づけきた。
『ちょ、慶ちゃん・・近いんだけど！！』
「俺は・・多分、好きになっちゃうんじゃない？
A良い子だし、可愛いし」
『嘘つき。今 他のヒトの事、考えてたでしょ？分かりやす過ぎだよ。
ま、そのことは聞かないけど。
・・人には言いたくない事、一つや二つあるでしょ？』
彼にそう告げると、すぐにハハッと笑って立ち上がり、
何を思ったのか私を抱き上げた。
『は、はァ？！慶ちゃん何すんの？！』
「・・Aの事、連れ去っちゃおうと思って」
『やだよ！アンタもしや馬鹿か！私は政宗さんの所に帰る・・』
と、言いかけた時、私の頬に柔らかな感触・・彼の唇だった。
それを理解した時には、私の顔はボボっと紅く熱くなった。
『ななな、何すんだダンカンバカヤロォォ！！』
「ダンカンって何？！・・その、独眼竜の所に帰るって想いは、好きとは違うのかい？」
『・・今まで出会った人 全員好きだよ。恋じゃなくて、人としてね』
真っ直ぐ見詰めたまま言うと、彼は無邪気に笑って私をより強く抱きしめてきた。
「・・さっきの話は、Aはまだ恋をしてないって解釈していいんだよね？」
『そうだよ！慶ちゃん、私より馬鹿でしょ！』
「ヒデェ！！
・・ならさ、俺・・Aの恋人に立候補します！！」
『はあァァァ？！ちょ、動くな！！』
「ちょいと走るから、しっかり掴ってろよ？」
『え、ちょ、だから・・私の話を聞けェェェェェ！！(泣』
彼は私を抱っこしながら楽しそうに笑って、もうダッシュして外に出た。
・・今度は慶ちゃんに攫われるのでしょうか？(泣)
。＋。第八十四話。＋。 切羽詰まり マクリスティ！→←。＋。第八十二話。＋。 ・・いきなり何だコイツ・・（失礼）
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
