。+。第八十一話。+。 学校あるある早く言いたいィ〜♪ ページ38
貴女side
『うっうっ・・!もうお嫁に行けねェよ・・!
あ、元から行けねェんだった・・!!』
女中さんに色々されて着替えた部屋で一人 泣きそうになっていた。
・・あんなに触らなくても、良かったじゃん!!
マジ、ドイヒィィィィ!!
と、思ったけど、鏡を見ると やっぱり可愛い着物を着てる。
薄い水色をベースにした花模様の着物に、シンプルでしつこくない銀色の帯、
おろした髪に花の髪飾り・・。
『・・これ、かすがちゃんの方が絶対似合うって・・』
やはりそう思うのであった(泣)
自分の顔面偏差値の低さに項垂れていると、後ろに気配を感じ、振り返ってみた。
『うおっふ?!か、かすがちゃん・・!!』
「着替え終わったなら、さっさと来い!・・中々、似合ってるじゃないか」
『あ、ありがとう・・。でも美人さんな かすがちゃんの方が似合うと思うんだけどな・・』
「私は美人などではない。・・謙信様がお待ちになっている、行くぞ」
『そのルックスで美人じゃなかったら、私はクソ虫以下ですね!(泣)
また お姫様だっこ・・・わ、わわっ・・!!』
私は突如現れた かすがちゃんに またお姫様だっこをされて、上杉様の元へ行った。
***
“失礼します”そう言って、二人同時にスッと部屋に入った。
「フフ、A・・。よく にあってますね」
『あ、ありがと、ございます・・。
・・・って、アレ??その人は・・』
嫉妬して私を睨んだ かすがちゃんにビビって視線を少し逸らすと、
派手な格好をしたお兄さんが居た。
「・・謙信様に近づくんじゃない!」
「そんなカッカするなよ、かすがちゃん。可愛い顔が台無しだぜ?」
「何を貴様・・!!」
「かすが、けいじ、やめなさい」
「はは!悪い悪い」 「申し訳ございません」
三人でキャッキャと話していて、完全にボッチでポカーンな私。
いじけて指で畳に“のの”と書いてると、トントンと肩を叩かれ
振り返った。
・・ムニ。
私の頬に長くて大きな指が当たった。
あれだ、やっぱり一時期学校で流行るヤツ。
学校あるあるに入る感じの。
『えと、あの、どちらさんで・・?』
「・・俺は加賀の前田慶二!以後お見知り置きを、ってね!!
噂は日ノ本中に広まってるよ、奥州の音竜さん?」
『・・あ、あははは・・』
・・笑い事じゃねェっつうの!!!(泣)
。+。第八十二話。+。 ・・いきなり何だコイツ・・(失礼)→←。+。第八十二話。+。 先生の事お母さんって呼ぶと気まずくない?(笑)
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時