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。+。第八十話。+。 キラキラしてて直視できねェ!! ページ36

政宗side




「・・Aが攫われたって、どういうことだ成実!!!」





俺は怒りのままに成実の胸倉をガッと掴んだ。





「政宗様!!」


「小十郎は黙ってろ!!・・どういうことだって、聞いてんだろうが!!」



バキッ!



「くっ・・。・・悪い」


「謝罪なんかいらねェんだよ。Aに・・Aに何かあったら・・!!

どうすんだよ!!?」






思いっきり殴ると、俺は成実をギッと睨んだ。

ソイツは俯いたまま“悪い”としか言わなかった。






「・・チッ・・・小十郎!すぐに出る!!」






Aを探しに出て行こうとすると、小十郎に腕を掴まれて、そのまま止まった。






「・・・なんのつもりだ」


「冷静になられよ政宗様」



「Ah?!Aが攫われて、冷静でいろって言うのかよ!!

今すぐ助けに行かねェと、Aが・・!!」



「それはこの小十郎とて同じ考えにございまする!!

けれど、何処に居るかも分からないで出て行くのは危険が高すぎる・・!!」







小十郎が言いたいことは、痛いほどわかる。

もしこれが罠で俺達が居ない間に敵襲がきたら奥州は終わってしまう。


だが、俺はAを・・・!!


小十郎の手を振り払おうとすると、より強く握られそれが出来なかった。







「・・報が来るまでお待ちくださいませ・・!

それでもと言うのなら、俺が行きます!」



「・・チッ!報が来たらすぐに伝えろ!!」


「御意!」


「政宗・・本当に悪かった」


「・・・」






小十郎と成実が出た後、俺は無言で戸を閉めた。

シンとした部屋で、一人、ガンッと壁を殴った。





・・俺はまた、失うのか・・?





「A・・・」









*貴女side*



『・・ここが上杉の領地?』


「そうだ。すぐに謙信様の元へ行くぞ」


『え、ちょ、心の準備がッ・・!』







着くと、かすがちゃんは上杉様の元へ行くと言って、

私は彼女に抱っこされたまま連れて行かれた。





***



「・・謙信様、かすが只今戻りました」


「はいりなさい」


「し、失礼いたします・・」






かすがちゃんは少し頬を紅くしながらスッと入った。


どんな人なんだろ?かすがちゃんが惚れるって相当だよね・・。


固く瞑っていた目を開くと、細マッチョな人の姿。






「かすが、よくやりましたね。・・はじめまして、おんりゅう」






・・おうふ!キラキラしてて直視できない!

。+。第八十二話。+。 先生の事お母さんって呼ぶと気まずくない?(笑)→←。+。第七十九話。+。 現在進行形でしょう?!ingでしょ??!



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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年2月9日 20時

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