。＋。第七十九話。＋。 現在進行形でしょう？！ingでしょ？？！ ページ35
政宗side
未だ山積みの書類に目を向けハァと溜息をついた。
・・量多すぎるだろ・・Aに八つ当たりしちまったしな・・。
だが、この胸騒ぎはなんだ？
外を眺めながら思うと、また書類に目を向けた。
そうこうしてると、スッと静かに小十郎が入ってきて、俺の近くに座った。
「失礼いたします。政宗様、進んでおられますか？」
「まあな。ちっと量が多すぎるんじゃねェか？」
「・・甲斐に行ってる間に溜まった物にございまする」
「Shit！！・・そういや、Aは何処だ？随分静かだが・・」
「ああ、Aなら、成実様と川遊びに行きましたぞ」
「Ａｈ？！成実とだと？！・・ん、ゴホンッ！！」
つい興奮して立ち上がってしまい、ハッと我に返った俺は咳払いして座り直した。
「・・なあ、小十郎。俺ァ、何だか胸騒ぎがするんだが」
「・・小十郎もにございまする」
ザワザワとする胸を抑えながら、また政務をやり始めようとすると、
騒がしく成実が入ってきた。
「Shut up！！五月蠅えぞ成実！！」
「そのように慌ててどうなされたのですか」
「は、はァッ・・！はァッ・・！
A・・Aちゃんが、消えた・・・！！」
「What？！」 「なんですと？！」
成実は息を切らしながらそう言った。
俺と小十郎の胸騒ぎが的中して、大きく目を見開いた。
＊一方そのころAはと言うと・・＊
貴女side
『あのォ〜・・ナイスボディなお姉さん・・？』
私は何故か超絶美人・スタイル抜群な子にお姫様だっこされて、何処かに連れてかれていた。
恐る恐る問うと、その子はキッと私を見た。
「・・お前が“奥州の音竜”、だな？」
『まあ、はい、そうですけど・・』
「・・謙信様の命のもと、お前を攫いに来た」
『や、“来た”じゃなくて、“攫っている”でしょう？！
・・現在進行形で私攫われてんですけどォォォ！！
っていうか、貴女の名前は？謙信様って？』
「私はかすがだ。・・謙信様は、とても美しいお方で・・！！」
『ちょ、かすがちゃん？！なんか薔薇咲いてきたよォォ？！！目にしみるッ・・！！
・・もしかして、上杉謙信様？』
「いかにも。軍神・上杉謙信様だ」
『へェ、そーなんだー。
・・・って、ええええェェェェ？！』
・・私は上杉の忍、かすがちゃんに攫われたようで、
上杉の領地に連れて行かれる模様です！隊長！！(泣)
。＋。第八十話。＋。 キラキラしてて直視できねェ！！→←。＋。第七十八話。＋。 チッ・・もしかして・・・？！
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
