。＋。第七十六話。＋。 ・・久しぶりの登場だよ〜ん！！（泣） ページ32
貴女side
甲斐から帰って来て、何日か経った今日。
桜は散り、もう葉へと変わっていた。
政宗さんはどうやら政務をやらされているようで、遊び相手が居なくて暇な私。
私は何となく台所的なところに来ていた。
『へェ、こんな風になってるんだ・・って、こじゅさん』
「あ？Aか・・ちょうどいい。
俺はやることがあるから、政宗様にこれを出しといてくれ」
『お茶と、お菓子ですか？』
「ああ。食うんじゃねェぞ」
『食べませんよ！！』
「頼んだぞ」
『ほいほいっと』
暇つぶしに行った場所には、とっても意外なこじゅさんの姿があり、
政宗さんにお茶をだしといてと頼まれたため、私は受け取って政宗さんの自室に向かった。
＊＊＊
・・着いたけど、なんて言って渡せばいいの、これ・・？！
『うわァァァ！！分かんないよォォ！！』
何と言って部屋に入っていいのか分からなくて、政宗さんの自室の前で叫ぶと、
ガッと荒々しく戸が開かれた。
「Shut up！！政務やってるってのに五月蠅えんだよ！！」
『ぎゅわッ？！ああっ・・！お茶さん達が・・！！』
ビックリした私はついオボンを離してしまい、お茶達が跳んだ、が、
私はダイブして手を伸ばし、手にはお茶とお菓子、足にはオボンを挟んだ。
そんな様子を政宗さんに見られて、私は苦笑いして言った。
『あ、あははァ〜・・お仕事お疲れ様ですぅ。
これ、こじゅさんからの差し入れで、お茶とお菓子ですぅ・・んじゃ！！！』
「んじゃ、じゃねェんだよ！！
もっと静かにできねェのかァァァ！！」
『ぎゃあァァァァァ！！』
「・・大人しくしてろ！！」
ダッと逃げようとすると、政宗さんに捕まって絞められ
満足すると私を廊下に捨てたままピシャッと戸を閉めた。
・・政宗さんの馬鹿！馬鹿宗！！
心の中で幼稚な愚痴を言いながら私は自分の部屋に戻った。
＊＊＊
部屋に戻ると、私はそのまま寝っ転がった。
何も考えずにただ畳を見つめていると、ガッと戸が開かれた。
「・・Aちゃ〜ん！！久しぶりの登場だよ〜ん！！」
『そのまま天国に羽ばたいてください、成実さん』
「ひっどォォ！！・・ところでさ、今暇？」
『畳の目数えてるのでとっても忙しいです』
「それメッチャ暇な人がやることだよね！！
・・俺と、川遊びしに行かない？」
それを聞いた私はバッと勢いよく顔を上げた。
。＋。第七十七話。＋。 か、勘違いしないでよねッ！！・・みたいな？（笑）→←。＋。幸村side。＋。 見なくても、大丈夫です！
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
