。＋。第六十九話。＋。 ・・“解いて、取った”・・？って、ええェェ？！ ページ24
政宗side
『・・何やってんですかァァァ！！！』
全「ええェェェ？！」
よく分からないが、助けてやったのにAにキレられた。
声がデカすぎて武田の屋敷が震えるようだった。
・・なんだコイツ・・本当奇想天外だな・・・。
と思って、全員ポカーンとしてると、Aはその場にガクンと座り込んだ。
『・・うっ、ふえええッ・・！！』
「ど、どうなされたのだ？！A殿ッ！」
いきなり泣きだして、更に訳が分からなくなり、俺らはAの前に集まって座った。
『・・・どうしたも、こうしたも、ないですよッ・・！！
何で、私を助けるんですかッ・・？！
政宗さんなんて、装備も何もしてないし、襖投げつけるしッ・・！！
・・みんな怪我してんじゃないですかッ・・・！！
みんなは色んな人にとって、“大将”なんですから、無理な時は見捨ててくださいよ・・！
・・私なんかの為に、命かけないでよッ・・！ばかァ・・！！』
ボロボロと涙をこぼしながら嗚咽混じりにそう言った。
言われて見れば、俺たちは頬や手を少し斬られている、
が、俺たちにとってはどうってことないことだ。
・・ったく、人が良いんだか、馬鹿なんだかな・・・。
四人で顔を合わせて苦笑いすると、俺はAの頭を撫でた。
「・・馬鹿はお前だ。
・・大切なモン護るのに、命かけて何が悪ィんだ？」
ニッと笑いながら言うと、Aはもっと目に涙を浮かべて、俺の袴の袖をキュウっと掴んだ。
『・・何も、悪くなかったです・・。
・・ただ、これだけは言わせて下さい。
・・・皆さんが絶体絶命の時は、私が命をかけて護ってみせます』
Aはゴシゴシと目を擦りながら、最後にはいつもの笑顔に戻って、そう言いきった。
四人でフッと笑うと、Aはグッと俺らに近づいて、顔と顔の距離が凄く近くなった。
『・・でも、怪我されるのはいただけないです！！
一応、手当て的なモノをしておきましょうよ！！』
と、言いながら、Aは浴衣の帯をシュルっと解いてとった。
・・Ａｈ？“解いて、取った”？？
考えた後、大きく目を見開いた。
「ばっ、お、お前は馬鹿かァァァァァ！！！」
「はっはっは、破廉恥でござるぅぅぅ！！」
小十郎＆佐助「はあ・・／ぷぷっ・・！」
『えっ、何がァァァァ？！』
。＋。第七十話。＋。 臓器でるからァァァァ！！（切実）→←。＋。第六十八話。＋。 ・・・逆ギレ、だとッ・・・・？！
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀｀)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (
レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして！最初からずっと見てます。更新頑張ってください！そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー！！((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年2月9日 20時
